NOISEXYZ

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ モデル内の節点の位置を定義するX1、X2、およびX3の節点座標値すべての摂動パラメータを定義します。このエントリは、モデル内のすべてのGRIDエントリのX1、X2、およびX3フィールドに適用されます。

NOISEXYZを使用して、節点座標の小さな変化に対する特定モデルの感度をチェックできます。

フォーマット

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NOISEXYZ MAGLMT RNDSEED              

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NOISEXYZ 1.3 1              

定義

フィールド 内容 SI単位の例
MAGLMT すべての節点の摂動の大きさ制限を定義します。これは、現在の節点座標を増減できる最大実数値です。各節点の各座標を変更するには、[-MAGLMT, +MAGLMT]という範囲内の独立ランダム値を追加します。

デフォルトなし(実数 > 0)

 
RNDSEED 結果の再現性が必要な場合に、ランダムプロセス計算摂動値のシードを定義します。RNDSEED=0(または空白)の場合は、OptiStructの実行ごとに摂動が異なりますが((-MAGLMT, +MAGLMT)という間隔内で選択されます)、RNDSEEDにゼロ以外の値が使用された場合は、同じRNDSEED値を使用した連続する実行ではまったく同じ摂動が生成されます。

デフォルト = 0(整数 ≥ 0)

 

コメント

  1. ECHO入出力オプションエントリをNOISEXYZと組み合わせて使用することで、摂動が適用される節点座標を.outファイルに出力できます。
  2. NOISEXYZは、パートの結合性に影響を与える可能性が高いCONNECTバルクデータエントリ(存在する場合)の処理前に適用されます。
  3. 以下は、節点座標の摂動例を示します。
    INPUT
    GRID,1,0,0.0,0.0,0.0,0
    GRID,2,0,10.0,0.0,0.0,0
    NOISEXYZ,0.2
    ECHO
    GRID,1,0,6.22070312-2,-6.6479492-2,4.11560059-2,0
    GRID,2,0,9.8447753906,-.1767333984,-.188873291,0