OLOAD

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションまたはサブケース情報のセクション内で使用すると、すべてまたは個々のサブケースの適用荷重ベクトル出力、温度荷重出力、および適用パワー出力を要求できます。

フォーマット

OLOAD (format_list,type,spc) = option

定義

引数 オプション 説明
format <H3DOPTIPUNCHOP2HDF5 、空白>
H3D
<table conref="../../bank/solvers_shared_format_tables_b.dita#reference_jc5_v4z_vgb/solvers_shared_format_tables_b_table_tmf_5gz_fjb" id="analysis_technique_imperfection_r_table_skj_fhz_fjb"></table>
<table conref="../../bank/solvers_shared_format_tables_b.dita#reference_jc5_v4z_vgb/solvers_shared_format_tables_b_table_tmf_5gz_fjb" id="analysis_technique_imperfection_r_table_skj_fhz_fjb"></table>
結果をOptiStruct結果フォーマット(.loadファイル)で出力します。
PUNCH
<table conref="../../bank/solvers_shared_format_tables_b.dita#reference_jc5_v4z_vgb/solvers_shared_format_tables_b_table_tmf_5gz_fjb" id="analysis_technique_imperfection_r_table_skj_fhz_fjb"></table>
<table conref="../../bank/solvers_shared_format_tables_b.dita#reference_jc5_v4z_vgb/solvers_shared_format_tables_b_table_tmf_5gz_fjb" id="analysis_technique_imperfection_r_table_skj_fhz_fjb"></table>
7
HDF5
結果は階層ツリーフォーマット、Version 5 (.h5ファイル)で出力されます。 7
空白(デフォルト)
利用可能な結果があるアクティブなフォーマットすべてで結果を出力します。
type <SPARSEALL>

デフォルト(OPTI) = SPARSE

デフォルト(H3DPUNCHOP2) = ALL

SPARSE
この出力はOPTIフォーマットでのみ利用可能です。選択した節点の中で大きさが1.0e-10のコンポーネントがないものは出力しません。
ALL
選択したすべての節点の出力です。
spc <NOSPC, SPC> 線形静解析および非線形静解析のみでサポートされます。他のタイプのサブケースで指定されている場合は、無視されます。
NOSPC(デフォルト)
SPC自由度に適用した力は、OLOAD出力にゼロとして出力されます。
SPC
SPC自由度に適用した力は保持され、OLOAD出力に出力されます。
option <table conref="../../bank/solvers_shared_format_tables_b.dita#reference_jc5_v4z_vgb/solvers_shared_format_tables_b_table_tmf_5gz_fjb" id="analysis_technique_imperfection_r_table_skj_fhz_fjb"></table>

デフォルト = ALL

YESALL、空白
すべての節点の荷重データを出力します。
NONONE
荷重を出力しません。
SID
セットIDを指定した場合、そのセットに含まれる節点の荷重データのみが出力されます。

コメント

  1. OLOADコマンドを指定しなかった場合、荷重は出力されません。
  2. 同一のエントリに複数のフォーマットを指定できます。各フォーマットはコンマで区切る必要があります。フォーマットを指定しなかった場合、この出力コントロールは、利用可能な結果があるOUTPUTコマンドで定義されているフォーマットすべてに適用されます。
  3. <table conref="../../bank/solvers_shared_format_tables_b.dita#reference_jc5_v4z_vgb/solvers_shared_format_tables_b_table_tmf_5gz_fjb" id="analysis_technique_imperfection_r_table_skj_fhz_fjb"></table>
  4. 最適化するには、指定したフォーマットへの出力頻度を入出力オプションOUTPUTで制御します。

    OptiStructの以前のバージョンでは、入出力オプションFORMATRESULTSの組み合わせが使用されていました。この方法は現在もサポートされていますが、複数のフォーマットに対してそれぞれ異なる出力頻度を指定できないため、推奨されません。

  5. OLOAD入出力オプションエントリが指定されている場合は、適用温度荷重が適用荷重ベクトルとともに出力されます。温度荷重はH3D形式で出力されます。結果はHyperViewの“Applied Temperature(s)”ラベルの下に表示されます。
  6. OPTI出力フォーマットが使用される場合は、SPARSE出力タイプのみが使用可能です。
  7. format=OUTPUT2を使用して、Nastran output2フォーマット(.op2ファイル)で結果を出力するように要求することもできます。

    HDF5出力は、.h5バイナリ結果ファイルに出力されます。.h5出力フォーマットが要求された場合にサポートされる解析タイプおよび要素の詳細については、.h5ファイル を参照してください。

    古いHDF5フォーマット(.hdf5)の詳細については、PARAM, HDF5.hdf5ファイルを参照してください。

  8. 適用パワー出力は、H3DおよびPUNCHファイルの定常熱伝導解析に対してのみ使用可能です。
  9. 非線形解析の増分温度フィールド出力は、H3Dファイルでのみ使用できます。
  10. 電気伝導解析の場合、OLOADを使用して適用された節点の結果を出力できます。結果は.h3dファイルにのみ出力されます。