PARAM, BUSHSTIF

バルクデータエントリ PBUSHバルクデータエントリのフィールドKの大きな剛性値(> 1.0E+07)の入力を置き換えるための値を指定します。

このパラメータは2つの引数を取ることができます。1つだけ引数が指定されている場合は、2つ目の引数にも同じ値が使用されます。

フォーマット

PARAM, BUSHSTIF, <BUSHSTIFT>, <BUSHSTIFR>

パラメータ 説明
BUSHSTIFT <実数 ≥ 0.0>

デフォルト値はありません。

このパラメータは、PBUSHプロパティエントリのフィールドKの値を制御します。
BUSHSTIFT
この値はプロパティエントリの並進剛性フィールド(最初の3つの値)に適用されます。
BUSHSTIFR
この値はプロパティエントリの回転剛性値に適用されます。
BUSHSTIFR <実数 ≥ 0.0>

デフォルト = <BUSHSTIFT>

コメント

  1. PBUSHエントリのフィールドKの値がBUSHSTIFTまたはBUSHSTIFRを超えた場合、その値はBUSHSTIFTまたはBUSHSTIFRによってそれぞれ置き換えられます。
  2. BUSHSTIFTBUSHSTIFRのいずれか(または両方)を0.0に設定できます。これにより、対応する並進剛性または回転剛性の剛性制御が無効になります。
  3. デフォルト:
    • 値を指定せずにBUSHSTIFTを入力した場合、OptiStructはエラーを返します(デフォルトなし)。BUSHSTIFRのデフォルトはBUSHSTIFTです。
    • PARAM, BUSHSTIFがデック内に含まれていない場合、剛性値(フィールドK)はどのような値でも置き換えられません(剛性制御なし)。
  4. このパラメータは、同じような方式で、PBUSH1Dロッドタイプのスプリングダンパプロパティにも適用されます(BUSHSTIFTを使用)。
  5. このパラメータは、PBUSHFXバルクデータエントリで指定された値を変更するために使用することはできません。