PARAM, MAXRATIO
バルクデータエントリ 剛性マトリックスの対角項の、分解時の三角係数マトリックスの対応する対角項に対する比の許容最大値を定義します。
パラメータ | 値 | オプション | 内容 |
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MAXRATIO | <実数> デフォルト値はありません。 |
<ERROR、WARN> | PARAM,MAXRATIO,Value,Option PARAM,MAXRATIOで指定した値をこの比が上回ると、OptiStructによって以下の動作が発生します。
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コメント
- このパラメータは、線形静解析でのみサポートされています。現時点では、最適化の実行ではサポートされていません。
- BCSソルバーとSMPの実行でのみサポートされています。現時点ではDDMはサポートされていません。
- PARAM,MAXRATIOを定義すると、拘束の削減が自動的に適用されます。MAXRATIOに違反する自由度がある場合、対応するグリッドおよび成分IDが出力され、OptiStructはエラーを発生して終了するか、警告を発行します。
- MAXRATIOを定義するためのその他の方法としては、OptiStructコンフィギュレーションファイル(.cfg)の使用、またはSYSSETTING(MAXRATIO=VALUE,ERROR/WARN)の使用があります。同じ実行に3つの方法すべてを定義した場合、パラメータPARAM,MAXRATIOが最優先されます。次に優先されるのはSYSSETTINGで、最終的に、どちらも定義されていない場合は、OptiStructコンフィギュレーションファイルのMAXRATIOの値が使用されます。