PARAM, MFILTER

バルクデータエントリ 固有ベクトルの相関度を確認するためのモードトラッキングマトリックスのしきい値を定義します。

パラメータ 説明
MFILTER <0.0 ≤ 実数 ≤ 1.0>
デフォルト:
  • このパラメータが入力ファイルに含まれているものの、何も値が設定されていない場合、プログラムの実行はエラーになります。このような場合は、0.0から1.0までの実数値を指定する必要があります。
  • このパラメータが入力ファイルに含まれていない場合は、次のようになります:
    • PARAM, TRAKMETH0または1に設定される場合は、PARAM, MFILTERの値は0.7と等しくなります。
    • PARAM, TRAKMETH2に設定される場合は、PARAM, MFILTERの値は0.5と等しくなります。
このパラメータは、固有ベクトルの相関度を確認するためのモードトラッキングマトリックスのしきい値を定義します。

モードトラッキングマトリックスのエントリが、指定したしきい値よりも大きい場合は、前と現在の反復の固有ベクトル(エントリの行数および列数と対応しています)は一致していると見なされます。

PARAM, TRAKMETH0に設定される場合は、固有ベクトルの相関度を確認するために直交性基準(CORC)に基づく質量マトリックスが使用され、PARAM, MFILTER0.7に設定されます。

PARAM, TRAKMETH1に設定される場合は、モード信頼性評価基準の平方根(MACSR)が使用され、PARAM, MFILTER0.7に設定されます。

PARAM, TRAKMETH2に設定される場合は、モード信頼性評価基準(MAC)が使用され、PARAM, MFILTER 0.5に設定されます。