PARAM, SH4NRP

バルクデータエントリ このパラメータは、NLGEOM陰解法解析における4節点シェル要素の完全投影を制御します。

パラメータ 説明
SH4NRP 012

NLGEOMサブケースの場合、デフォルト = 0

IMPDYNサブケースの場合、デフォルト = 1

0
ねじれたQEPHシェル要素の完全投影が非アクティブになります。このオプションは、ねじれた要素の剛体回転が十分小さい場合に、ねじれたQEPHシェル要素を伴う陰解法非線形解析を改善することができます。
1
ねじれた要素の完全投影は内力計算にのみ適用されます。このオプションは、収束が成功した場合に正確な結果をもたらしますが、ねじれが大きい要素では収束問題が発生する可能性があります。
2
ねじれたQEPHシェル要素の完全投影は、剛性マトリックスと内力計算との一貫性を維持するために、アクティブとなります。このオプションは、計算量を増やすことと引き換えにねじれたQEPHシェル要素を伴う陰解法非線形解析の収束を改善できます。

ねじれたシェル要素を使用した有限剛体回転の場合は、PARAM, SH4NRP, 1によって正確な結果をもたらします。収束が困難な場合は、PARAM, SH4NRP, 2を使用します。

PARAM, SMDISP, 1の指定がある場合、SH4NRPは常に0が内部的に設定されます。