.pchファイル
.pchファイルは、Nastran punchフォーマットの結果ファイルです。
ファイル生成
このファイルは、NastranフォーマットまたはPUNCHフォーマットが選択されたときに作成されます(入出力オプションのOUTPUTの説明をご参照ください)。
ファイル内容
結果 | 内容 |
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加速度 | 周波数応答解析、音場解析、過渡応答解析、およびマルチボディダイナミクス解析からの加速度結果。 出力は、入出力オプションのACCELERATIONによって制御されます。 |
密度 | トポロジー最適化からの密度結果。 出力は、入出力オプションのDENSRESによって制御されます。 注: 密度結果はフォンミーゼスひずみとしてレポートされます。
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変位 | 静解析、周波数応答解析、音場解析、および過渡応答解析からの変位結果。 出力は、入出力オプションのDISPLACEMENTによって制御されます。 |
固有ベクトル | ノーマルモード解析からの固有ベクトル結果。 出力は、入出力オプションのDISPLACEMENTによって制御されます。 |
サイクルあたりの要素のエネルギー損失。 | 周波数応答解析からのサイクルあたりの要素エネルギー損失およびサイクルあたりのエネルギー損失密度の出力。 出力は、入出力オプションのEDEによって制御されます。 |
要素荷重 | 静解析、周波数応答解析、音場解析、および過渡応答解析からの要素荷重結果。 出力は、入出力オプションのFORCE(またはELFORCE)によって制御されます。 |
要素運動エネルギー | 周波数応答解析からの要素運動エネルギーおよび運動エネルギー密度の出力。 出力は、入出力オプションのEKEによって制御されます。 |
要素ひずみエネルギー | 静解析、ノーマルモード解析、周波数応答解析、および過渡応答解析からの要素ひずみエネルギーおよびひずみエネルギー密度の結果。 出力は、入出力オプションのESEによって制御されます。 |
節点応力 | 静解析からの3次元要素に関する節点応力結果。 出力は、入出力オプションのGPSTRESS(またはGSTRESS)によって制御されます。 |
MPC反力 | 静解析、周波数応答解析、音場解析、および過渡応答解析からの拘束の多点反力結果。 出力は、入出力オプションのMPCFORCEによって制御されます。 |
PSD加速度 | ランダム応答解析からの加速度のパワースペクトル密度関数。 2 出力は、入出力オプションのXYPEAK, XYPLOT, XYPUNCHによって制御されます。 |
PSD変位 | ランダム応答解析からの変位のパワースペクトル密度関数。 2 出力は、入出力オプションのXYPEAK、XYPLOT、XYPUNCHによって制御されます。 |
PSD速度 | ランダム応答解析からの速度のパワースペクトル密度関数。 2 出力は、入出力オプションのXYPEAK、XYPLOT、XYPUNCHによって制御されます。 |
PSD要素ひずみ | ランダム応答解析からの要素ひずみのパワースペクトル密度関数。 2 出力は、入出力オプションのXYPEAK、XYPLOT、XYPUNCHによって制御されます。 |
PSD要素応力 | ランダム応答解析からの要素応力のパワースペクトル密度関数。 2 出力は、入出力オプションのXYPEAK、XYPLOT、XYPUNCHによって制御されます。 |
RMS要素ひずみ | ランダム応答解析からの要素ひずみの2乗平均平方根値。 出力は、入出力オプションのXYPEAK、XYPLOT、XYPUNCHによって制御されます。 |
RMS要素応力 | ランダム応答解析からの要素応力の2乗平均平方根値。 出力は、入出力オプションのXYPEAK、XYPLOT、XYPUNCHによって制御されます。 |
SPC反力 | 線形静解析からの拘束の単点反力結果。 出力は、入出力オプションのSPCFORCEによって制御されます。 |
ひずみ | 静解析、周波数応答解析、音場解析、過渡応答解析、およびマルチボディダイナミクス解析からのひずみ結果。 出力は、入出力オプションのSTRAINによって制御されます。 |
応力 | 静解析、周波数応答解析、音場解析、過渡応答解析、およびマルチボディダイナミクス解析からの応力結果。 出力は、入出力オプションのSTRESS(またはELSTRESS)によって制御されます。 |
速度 | 周波数応答解析、音場解析、過渡応答解析、およびマルチボディダイナミクス解析からの速度結果。 出力は、入出力オプションのVELOCITYによって制御されます。 |
コメント
- 入出力オプションのPreviously Supported Resultsは、最適化中の解析結果の出力頻度を制御します。
- 単一のモデル内に、固有ではないIDを持つ複数のRANDOMサブケース情報エントリを使用できます。したがって、XYPUNCH出力要求のplot-typeフィールドがPSDFに設定されていると、同じデック内に複数のRANDOMエントリが存在する場合、.pchファイルの対応する結果セクションのXYPUNCHヘッダーにRANDOM IDが追加されます。RANDOMエントリが1つしか存在しない場合は、RANDOM IDは出力されません。