PRETENSION

サブケース情報エントリ PRETENSIONコマンドを使用すると、プリテンションボルト荷重をアクティブにすることができます。

フォーマット

PRETENSION = option

定義

引数 オプション 説明
option <PSID > PTADDバルクデータエントリのプリテンション荷重のセットID。このPSIDを持つPTADDバルクデータエントリが存在しない場合は、PTFORCEPTFORC1PTADJST、およびPTADJS1バルクデータエントリのセットID。

コメント

  1. 1つのサブケースで定義できるPRETENSIONエントリは1つだけです。
  2. PRETENSIONSTATSUB(PRETENS)の組み合わせで、より複雑なプリテンション順序の生成に用いる事ができます。
  3. 同じプリテンション断面のプリテンションサブケースの順序に関する規則は以下の通りです:
    • プリテンション力(PTFORCE)は、完全新規、または与えられた断面に対する新規プリテンションサブケースでのみアクティブにできます。言い換えると、PRETENSIONPTFORCEを指すサブケースでは、既にこの断面のプリテンションがあるサブケースを参照するSTATSUB(PRETENS)を含むことはできません。
    • プリテンションの調整(PTADJST)は与えられた断面に対して任意のプリテンションサブケースでアクティブ化可能です。調整の効果はそれぞれのSTATSUB(PRETENS)で参照されるそれぞれの前のサブケースで達した状態に対しての累積となります。