RANDOM

サブケース情報エントリ ランダム応答解析で使用するRANDPSおよびRANDT1バルクデータエントリを選択します。

フォーマット

RANDOM = n

RANDOM = 177

定義

引数 オプション 説明
n (整数 > 0) RANDOMサブケース情報エントリは、RANDPSおよびRANDT1バルクデータエントリの識別番号を直接参照できます。 1

RANDOMサブケース情報エントリは、SET入出力オプションエントリを参照することもできます。このSET入出力オプションエントリは、RANDPS/RANDT1バルクデータエントリのリストを参照する必要があります。 2

コメント

  1. RANDPSエントリを直接指しているRANDOMサブケースエントリはサブケース依存です。別個のサブケースを使用し、オプションのANALYSIS=RANDOMエントリを指定してランダム応答解析を定義できます。このようなRANDOMエントリをグローバルサブケースセクション(最初のサブケースの上位)で定義すると、ANALYSIS=RANDOMを設定したRANDOMサブケースがOptiStructによって内部的に作成されます。
    例:グローバルサブケースからRANDPS IDを指すRANDOMエントリ
    RANDOM = 334
    SUBCASE 1
    	…
    BEGIN BULK
    RANDPS, 334, …
    例: RANDOMサブケースからRANDPS IDを指すRANDOMエントリ
    SUBCASE 1
    	…
    SUBCASE 2
    	ANALYSIS=RANDOM
    	RANDOM=334
    BEGIN BULK
    RANDPS, 334, …
  2. SET入出力エントリを指しているRANDOMサブケース情報エントリは、どのサブケースでも定義しないようにして、グローバルサブケースセクション(最初のサブケースの上位)でのみ指定する必要があります。このために、ANALYSIS=RANDOMを設定した複数のRANDOMサブケースがOptiStructによって内部的に作成されます(SET入出力エントリで参照しているRANDPSエントリの数に応じた数のサブケースが内部的に作成されます)。
    RANDOMサブケースエントリがRANDPS IDのSETを指している場合は、SETにあるRANDPSエントリごとに独立したランダムな結果が出力されます。
    注: SET入出力エントリのID番号とRANDPSバルクデータエントリのID番号が同じ場合、OptiStructによってRANDPSバルクデータエントリが選択され、SET入出力エントリは無視されます。
    例:RANDPS IDを参照するSET IDを、グローバルサブケースで指しているRANDOMエントリ
    SET 455 = 334, 335, 336
    RANDOM = 455
    SUBCASE 1
    	…
    BEGIN BULK
    RANDPS, 334, …
    RANDPS, 335, …
    RANDPS, 336, …