RCROSS
入出力オプションおよびサブケース情報エントリ ランダム応答解析のクロスパワースペクトル密度関数の計算と出力を要求するために、入出力オプションセクションで使用されます。
フォーマット
RCROSS(format_list,form,type,randid=RANDPS_ID) = option
定義
引数 | オプション | 説明 |
---|---|---|
format | <PUNCH、HDF5、空白> | |
form | <COMPLEX, REAL, IMAG, PHASE, BOTH> |
|
type | <PSDF> |
|
option | <RCROSS_ID> |
|
randid | <RANDPS_ID、空白> |
コメント
- RCROSS入出力オプションは、RANDOMサブケース情報エントリと共に使用する必要があります。
- RCROSSバルクデータエントリで指定した2つの応答量のクロスパワースペクトル密度を計算するには、DISPLACEMENT、STRESS、STRAINなどの応答量を、対応する入出力オプションを使用して要求する必要があります。
- 各RCROSSサブケース情報エントリが異なるrandidを参照する場合は、複数のRCROSSバルクデータエントリを定義する必要があります。 例:
rcross(PUNCH, PHASE, PSDF, randid=210020)=451 rcross(PUNCH, PHASE, PSDF, randid=210050)=452 rcross(PUNCH, PHASE, PSDF, randid=210070)=453 rcross(PUNCH, PHASE, PSDF, randid=210090)=454
- 複数のRANDOMサブケース情報エントリが存在する場合は、RCROSS入出力オプションのエントリ内に=<RANDPS_ID>を指定する必要があります。
- HDF5出力は、.h5バイナリ結果ファイルに出力されます。.h5出力フォーマットでサポートされる解析タイプおよび要素の詳細については、 .h5を参照してください。