.reduced.matファイル
OptiStruct ASCIIフォーマットの結果ファイル。
ファイル生成
OUTPUT,MATRIX,REDUCED,DENSE/SPARSE入出力オプションエントリを使用している場合に、このファイルが作成されます。
ファイル内容
- 出力
- 説明
- 縮退剛性マトリックス
- デフォルトで出力されるほか、モーダル周波数応答解析でDENSEオプションを選択している場合に出力されます。RESVECモードでも同様で、この場合は固有値が出力されます。構造モードでは、一般化された剛性値がマトリックスに出力されます。SPARSEを選択している場合は、すべてのゼロが除外された疎マトリックスが<filename>.reduced.matファイルに出力されます。
- 縮退質量マトリックス
- デフォルトで出力されるほか、モーダル周波数応答解析でDENSEオプションを選択している場合に出力されます。SPARSEを選択している場合は、すべてのゼロが除外された疎マトリックスが<filename>.reduced.matファイルに出力されます。
ファイルフォーマット
.reduced.matファイルのフォーマットは以下のとおりです。
図 1. 密マトリックスの例
図 2. 疎マトリックスの例
- 名前
- 内容
- Matrix Name
- マトリックス名を示します（STIFFNESS、MASS、またはDOFS）
- Subcase ID
- 対応するモーダル周波数応答サブケースのサブケースID。
- 数字タイプ（Number Type）
- マトリックス要素が整数（1）、実数（2）、または複素数（3）のいずれなのかを示します
- マトリックスタイプ（Matrix Type）
- マトリックスタイプが密（1）なのか疎（3）なのかを示します
- マトリックスサイズ（Matrix Size）（mxn）
- マトリックスのサイズ（m列とn行）を示します
- Precision Information
- Fortran精度情報
- マトリックスデータ（Matrix Data）
- マトリックスは、列IDごとの一定範囲の行要素を含む列のリストとして示されます。
図 1. 密マトリックスの例
図 2. 疎マトリックスの例