OS-E:6000 線形静解析

本例では、2つの同軸ローターを用いたローターダイナミクスの線形静解析を実施しています。



図 1. FEモデル

モデルファイル

必要なモデルファイルのダウンロードについては、モデルファイルへのアクセスを参照してください。

この例で使用されているモデルファイルには以下のものが含まれます:
  • RD_Lstat.fem
  • RD_Lstat_NOGYRO.fem

モデル概要

この例は、1次元要素を用いてモデル化された2つの同軸ローターで構成されています。各ローターの同一端は剛体要素を用いて固定子に取り付けられ、他端はスプリング要素とダンパー要素を介して固定子に取り付けられています。ローターに遠心力による静荷重がかかる状態と、2つのローター間の相対的なスピンを定義しています。最大回転数を変えて同期解析と非同期解析を行います。
FEモデル 1次元要素
ローター
CBARCONM2
ステーター
SPCCDAMPCELAS
接合部
RBE2要素
材料 材料MAT1 ローター:
ヤング率
2×107
ポアソン比
0.3
初期密度
1×10-3
リファレンスガイドエントリ キーワード RGYROROTORGRSPINRDDVALRFORCE

結果



図 2. RGYROあり / なしでのサブケース1のローターの最大変位


図 3. RGYROありでの2つのサブケースのローターの最大変位