SHRES

入出力オプションエントリ入出力オプションセクションの中でSHRESコマンドを使用すると、状態ファイル(.#.shファイルおよび.#.gridファイル)の出力頻度を制御できます。

フォーマット

SHRES = frequency

定義

引数 オプション 説明
frequency <FIRSTLASTFLALLNONEN>

デフォルト = LAST

FIRST
最初の反復計算のファイルのみ出力します。
LAST、空白
最後の反復計算のファイルのみ出力します。
FL
最初と最後の反復計算のファイルを出力します。
ALL
すべての反復計算のファイルを出力します。
NONE
ファイルを出力しません。
N
最初と最後の反復、およびN回ごとの反復のファイルを出力します。N = 5の場合は、0回目、5回目、10回目、15回目、20回目などの反復と最後の反復が出力されます。すべての方程式および組み合わせの応答を出力します。

コメント

  1. SHRESコマンドを指定しなかった場合、最後の反復計算の状態ファイルのみが出力されます。
  2. .gridファイルは、形状最適化、トポグラフィー最適化、およびフリー形状最適化でのみ出力されます。
  3. 最後のファイルを除いたすべての.shおよび.grid出力ファイルには、<prefix><iter#>.sh(.grid)という名前が付けられます。最後のファイルは単に<prefix>.sh(.grid)です。
  4. .gridファイル出力は、OUTPUTカード上のGRIDキーワードによって制御することもできます。
  5. 10.0以降では、この出力の制御にはOUTPUT入出力オプションエントリの使用が推奨されます。