SPCP
サブケース情報エントリ 流れ圧力境界条件を選択するために使用します。
フォーマット
SPCP = option
定義
引数 | オプション | 説明 |
---|---|---|
option | <SID> デフォルト値はありません。 |
|
コメント
- 1つのサブケースで指定できるSPCPエントリは1つだけです。定常状態の熱伝導解析で流れ解析をアクティブにするには、SPCPバルクデータエントリとサブケースエントリのペアが不可欠です。INLTVELバルクデータエントリとサブケースのペアはオプションです。
- SPCPエントリを設定することにより、熱伝導解析サブケースでダルシー流れ解析がアクティブになります。
- ダルシーフロー解析は、現時点で、定常熱伝導でのみサポートされています。
- ダルシー流れ解析では、構造熱解析と流れ解析の両方が同じサブケースで実施されます。したがって、流れをアクティブにするSPCPサブケースエントリのほか、構造熱境界条件を適用するために通常の構造SPCサブケースエントリも指定する必要があります。
- 流入の状態では、2つのオプションがあります:
- SPCPバルクデータを使用して流入圧力と流出圧力の両方を定義してから、流れの圧力差を定義します。
- SPCPバルクデータを使用して流出圧力を定義し、INLTVELバルク / サブケースのペアを使用して流入速度を定義します。
- 定常状態熱解析サブケースと同じサブケースで流れ解析も実施されます。SPCPで流れ圧力境界条件を設定し、SPCエントリで熱境界条件を設定します。