SPOWER

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションまたはサブケース情報のセクション内でSPOWERコマンドを使用すると、すべてまたは個々のサブケースの音響パワーを出力するよう要求できます。SPOWERは、周波数応答サブケースに対してのみ要求できます。

フォーマット

SPOWER(type) = option

定義

引数 オプション 内容
type <PANELNOPANEL>

デフォルト = PANEL

PANEL、空白
パネルとマイクロフォンの位置の両方の音響パワーが出力されます。
NOPANEL
マイクロフォンの位置のみの音響パワーが出力されます。
option <ALL>

デフォルト = ALL

ALL、空白
音響パワーはすべてのパネル節点と、RADSNDバルクデータでマイクロフォンの位置に定義されたすべての節点について出力されます。さらに、各パネルとすべてのマイクロフォンの位置に関する音響パワーの合計が出力されます。
注: type=NOPANELが指定されている場合、音響パワーの結果はマイクロフォンの位置についてのみ出力されます。

コメント

  1. SPOWERコマンドが存在する場合、音響パワーはすべての周波数応答サブケースの、すべてのRADSNDパネル節点とすべてのマイクロフォン節点について出力されます。
  2. 音響パワーは、指定されたタイプ(PANEL/NOPANEL)に関係なく、常にマイクロフォンの位置について出力されます。
  3. 音響パワーの結果(SPOWERによる)は.h3dファイルに出力されます。