OS-E:0600 絶縁体を含んだ構造の熱伝導荷重の定常状態熱伝導解析

フィン付きのヒートシンクは工学用途で熱を放散させるために一般的に使用されます。このアルミ製ヒートシンクの3次元形状は、冷却用に設計されています。2つの材料から成る炉の断面ビュー。



図 1. FEモデル

モデルファイル

必要なモデルファイルのダウンロードについては、モデルファイルへのアクセスを参照してください。

この例で使用されているモデルファイルには以下のものが含まれます:

HEAT_CONVECTION_Solid.fem

モデル概要

内側部分は銅で、外側のヒートシンクウォールはアルミでできています。外側のヒートシンクウォールは、外気と熱対流に接触します。

有限要素モデルは3つの異なる材料で構成されています。

荷重条件および境界条件は図 1のとおりです。
FE Model
要素タイプ
CHEXA
MAT4線形材料プロパティは:
アルミ
熱伝導率
0.2
単位質量あたりの熱容量
921.0
密度
2.9E-9
自然対流熱伝達係数
0.001
熱伝導率
0.5
単位質量あたりの熱容量
385.0
密度
6E-9
自然対流熱伝達係数
0.0037
断熱材
熱伝導率
0.001
単位質量あたりの熱容量
410.0
密度
1.02E-9
自然対流熱伝達係数
0.00017

結果

節点温度とSPCパワーは図 2に示すとおり。SPCパワーは、構造の内外を流れるエネルギーの尺度です。


図 2. 節点温度とSPCパワーのコンター
SPCパワーと要素熱流束は図 3に示すとおり。


図 3. SPCパワーと要素熱流束のコンター