SUBMODEL

サブケース情報エントリ SUBMODELエントリを使用すると、要素のセットとしてサブモデルを選択できます。選択した要素セット固有のサブケースエントリを使用することで、残りの構造に影響を与えずにサブモデルを解析できます。

フォーマット

SUBMODEL, SID, SID_r

定義

引数 説明
SID <整数 > 0>
整数 > 0
サブモデルを定義する要素のSETSIDを指定します。
整数 = 0
モデル内のすべての要素がひとまとめでサブモデルを定義します。
SID_R <整数 > 0、NONEALL、空白>
整数 > 0
サブモデルに含める剛体要素のセットのSIDを指定します。
NONE、空白
このSUBMODELエントリを含むサブケースは、入力デック内のすべての剛体要素をスキップします。
ALL
このSUBMODELエントリを含むサブケースには、入力デックで定義されたすべての剛体要素が含まれます。

コメント

  1. SUBMODELエントリはサブケース内でのみ定義でき、最初のサブケースより上で指定することはできません。
  2. 定義されたサブモデルに、SUBMODELエントリによって特定の属性(荷重、拘束など)が自動的に適用されることはありません。対応する属性を指定して、SUBMODELを介して定義されたサブケース固有のモデルに排他的に適用することは、ユーザーの責任で行ってください。
  3. GRIDの使用に制限はありません。2つのサブモデルが同じ場所にGRIDを有する場合、共有GRIDまたは2つ別々のGRIDエントリを使うことができます。