THICKNESS

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションセクションの中でTHICKNESSコマンドを使用すると、寸法(パラメータ) / フリー寸法最適化および解析の実行時に、PSHELLPCOMP、またはPCOMPPプロパティを参照する要素の板厚を出力するよう要求できます。

フォーマット

THICKNESS (format_list, comp, corner) = option

定義

引数 オプション 説明
format <HMH3D、空白>
HM
結果をHyperMesh結果フォーマット(.resファイル)で出力します。
H3D
結果をHyper3Dフォーマット(.h3dファイル)で出力します。
空白(デフォルト)
利用可能な結果があるアクティブなフォーマットすべてで結果を出力します。 1 2
comp <ALLDESIGNNOPLY>

デフォルト = DESIGN

ALL
すべてのプライの板厚の結果を出力します。
DESIGN、空白
設計可能なプライのみの板厚の結果を出力します。
NOPLY
プライ板厚の結果を出力しません。
corner <CORNER, 空白>
CORNER
要素のコーナーにおける板厚が出力されます。
空白(デフォルト)
コーナーにおける板厚結果は出力されません。
option <YES, ALL, NO, NONE>

デフォルト = YES

YESALL、空白
板厚の結果を出力します。
NONONE
板厚の結果を出力しません。

コメント

  1. 板厚の結果はPSHELLPCOMP、およびPCOMPPプロパティのみを参照する要素の解析の実行、寸法(パラメータ) / フリー寸法最適化の場合のみ利用可能です。
    注: 解析の実行では、大変位非線形解析も(NLOUTを介して)増分結果出力でサポートされます。
  2. THICKNESSコマンドを指定しなくても、最適化実行のデフォルトで、板厚の結果は出力されます。ただし、解析実行時のTHICKNESS結果はデフォルトでは出力されず、THICKNESSデータエントリがソルバーデック内に存在する場合のみ出力されます。THICKNESSエントリを使用した解析実行では、.h3dファイルをHyperViewに読み込み、ResultsブラウザのドロップダウンメニューからDesignを選択して板厚の結果を表示します。
  3. 板厚の結果を.h3dファイルに出力した場合、パーセンテージ板厚の変更も出力されます(最適化の実行時)。
  4. すべてのシミュレーションの密度結果を出力することによって、HyperViewの密度のアイソサーフェスに解析結果をプロットすることができます。
  5. この出力の頻度は、OUTPUTエントリのDESIGNキーワードによって制御します。
  6. 同一のエントリに複数のフォーマットを指定できます。各フォーマットはコンマで区切る必要があります。フォーマットを指定しなかった場合、この出力コントロールは、利用可能な結果があるOUTPUTコマンドで定義されているフォーマットすべてに適用されます。
  7. このカードは複数インスタンスが可能です。インスタンスが競合する場合は、最後のインスタンスが優先されます。