OS-E:0850 RADOPTを使用したVブラケット

この例題では、OptiStructを使用し、RADOPTテクニックでVブラケットのトポロジー最適化を行います。RADOPTは、OptiStructを用いたRadioss最適化です。ここでは、最適化の実行に、等価静的荷重法(ESLM)が使用されます。



図 1. FEモデル

モデルファイル

必要なモデルファイルのダウンロードについては、モデルファイルへのアクセスを参照してください。

この例で使用されているモデルファイルには以下のものが含まれます:

  • hook_opt_0001.rad
  • hook_opt_0000.rad
  • hook_opt.rad

モデル概要

圧縮荷重(負のY方向に力が付与されている)に耐えているVブラケットのトポロジー最適化を行います。設計空間は図 1で黄色で示されています。
FE Model
要素タイプ
HEXA
RBE2
線形材料プロパティは:
MAT1
ヤング率
2.1E5 MPA
ポアソン比
0.3
密度
7.9E-9

結果

これらの結果より、トポロジー最適化で設計の目的と制約条件が満たされ(図 2)、Vブラケットの設計変更が得られました(図 3)。


図 2. 設計の目的関数と制約条件


図 3. 要素密度結果