TOTALFORCE

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ すべてのサブケースまたは個別のサブケースの合計力(拘束の単点反力と適用荷重の合計)の出力を要求するために使用します。

フォーマット

TOTALFORCE (format, type) = option

定義

引数 オプション 説明
format <H3D>

デフォルト = H3D

H3D、空白
結果をHyper3Dフォーマット(.h3dファイル)で出力します。
注: 現在のところ、他のフォーマットはサポートされていないので、指定しても無視されます。
type <SPARSEALL>
SPARSE(デフォルト)
’option’で選択した節点のうち、大きさが1.0E-10以上の成分を持つ節点のみにおける合計力が出力されます。
ALL
’option’で選択したすべての節点における合計力が出力されます。
option <YES, ALL, NO, NONE, SID>

デフォルト = ALL

YESALL
すべての節点における合計力が出力されます。
NONONE
合計力は出力されません。
SID
セットIDを指定した場合は、そのセットに記述された節点のみにおける合計力が出力されます。

コメント

  1. TOTALFORCEの出力は、拘束の単点反力(SPCFORCE)と適用荷重(OLOAD)の合計です。
  2. 線形静解析タイプと非線形静解析タイプ(微小変位と大変位)でのみ、TOTALFORCEの出力が得られます。
  3. TOTALFORCEと共にOLOADをモデルで要求すると、OLOADエントリのspc引数で指定したオプションに関係なく、OLOADSPC)が内部でアクティブ化されます。
  4. PRETENSエントリで指定したプリテンション力も、関連するスカラーポイント(SPOINT)における合計力の出力と共に出力されます。SPOINTにおける結果はHyperGraphで表示できます。