WEIGHT
サブケース情報エントリ WEIGHTコマンドを使用すると、個々の線形静解析サブケースのコンプライアンスに対する重み係数(乗数)を定義できます。この係数は、“重み付きコンプライアンス”および“コンプライアンスの重ね合わせによる指標”の最適化応答の計算に使用します。
フォーマット
WEIGHT = value
定義
引数 | 詳細 |
---|---|
value | “重み付きコンプライアンス”または“コンプライアンスの重ね合わせによる指標”の計算時にこのサブケースのコンプライアンスに対して使用する乗数。 デフォルト = 0.0(実数) |
コメント
- “重み付きコンプライアンス”または“コンプライアンスの重ね合わせによる指標”の最適化応答の計算の詳細については、ユーザーズガイドの応答をご参照ください。
- WEIGHTは、DRESP1, RTYPE = WCOMP, COMBとの組み合わせでのみ使用できます。
- どのサブケースでもWEIGHTを定義していないにもかかわらず、RTYPE = WCOMPまたはCOMBを持つDRESP1が存在する場合は、デフォルトですべての静的サブケースにWEIGHT 1.0が割り当てられます。
- WEIGHTサブケース情報エントリは、EXPDYNサブケースで使用できます。ただし、重みは、入力デックで指定された値に関係なく、内部的に常に1.0と等しく設定されます。DRESP1, RTYPE=WCOMPは、ESL-非線形応答最適化でサポートされています。
- このエントリは、HyperMeshでは最適化応答として表されます。