解析エクスプローラオプション

解析エクスプローラには、実行の選択、結果タイプの表示、注釈の追加、結果の表示方法の調整などのオプションがあります。

実行

デフォルトでは、最新の解析実行がモデリングウィンドウに表示されます。別の解析結果を表示するには、解析エクスプローラの一番上にある実行の一覧から目的の項目をクリックします。

解析エクスプローラから実行を削除するには、実行名を右クリックして結果削除を選択します。

荷重ケース

解析の実行ウィンドウで選択された各荷重ケースがそれぞれ結果を返します。リストの項目をクリックして、目的の荷重ケースの結果を表示します。解析に共振を含めると、別の荷重ケースとしてリストされます。座屈モードは荷重ケース名に(座屈)が付加されています。

複数の静的荷重ケースがある場合、結果のエンベロープが作成されます。これはすべての荷重ケース全体の各結果タイプの最大値を表示します。

結果タイプ

線形静解析では、荷重ケースごとに異なる結果タイプ(変位、安全係数、降伏率、引っ張りと圧縮、最大せん断応力、フォンミーゼス応力、最大主応力、主ひずみ)が生成されます。結果タイプ一覧の項目をクリックすると、結果が表示されます。

モード

すべての物理的オブジェクトには、共振というオブジェクトが振動する周波数があります。解析の実行ウィンドウで共振解析の実行を選択した場合、荷重ケースに共振を選択すると、ここにモードのリストが表示されます。モードをクリックしてそのモードの変位を表示します。

共振は、サポートあり、またはサポートなしで分析できます。解析の実行ウィンドウでサポートなしを選択している場合、結果に示される最初の6つのモードは剛体モードとなります。

座屈荷重係数

座屈モードは、パートが荷重によっていつ曲げや潰れを起こすかを予測するのに使用されます。解析の実行ウィンドウで座屈モード解析の実行を選択すると、ここに表示される結果の座屈荷重係数が、パートを座屈するために必要な荷重を判断するのに役立ちます。パートが座屈を起こす荷重値は、適用した荷重をこの値に乗算して確認することができます。座屈荷重係数をクリックしてそのモードの変位を表示します。

結果スライダー

結果スライダーはスケーラブルであり、選択した結果タイプのカラーグラデーションを表示します。

  • 結果スライダーの上限または下限を変更するには、上限または下限をクリックして新しい値を入力します。リセット ボタンをクリックしてデフォルト値に戻します。
  • 結果にフィルターをかけて、指定した値より大きい結果を伴うモデル上の領域をマスクするには、結果スライダー上の矢印をクリック&ドラッグします。指定した値より小さい結果を伴う領域をマスクするには、 をクリックしてマスク設定反転を選択します。矢印を選択して指定する値を入力します。
  • 結果タイプに使用されている凡例色を変更するには、結果スライダーの横にある アイコンをクリックして凡例色を選択します。
  • 現在の結果タイプの最小値/最大値をすべての荷重ケースに適用するには、結果スライダーの横にある アイコンをクリックして、現在の最小/最大をすべての荷重ケースに適用を選択します。
  • 現在の結果タイプの最小値/最大値をすべての荷重ケースについてリセットするには、結果スライダーの横にある アイコンをクリックして、すべての荷重ケースの最小/最大をリセットを選択します

結果の比較

解析エクスプローラの下部にある結果の比較ボタンをクリックして、解析実行の比較ができるテーブルを表示します。



結果はテーブル形式で比較されます。その他のカラムを追加して、解析の実行ウィンドウから追加の結果タイプとパラメータを表示できます。赤/青の色の帯域は解析エクスプローラの凡例に対応し、帯域幅は結果の値を示します。解析エクスプローラの上限と下限の変更内容は、解析結果の比較テーブルに自動的に反映されます。



  • 実行および荷重ケースの結果を表示する行を選択します。
  • テーブル内のセルをダブルクリックすると、その結果がモデリングウィンドウに表示されます
  • テーブルタイトルの横にあるシェブロンアイコンをクリックして、別の結果タイプまたは注釈を選択します。
  • カラムヘッダーのシェブロンアイコンをクリックして、結果をフィルタリングします。
  • カラムをソートするには、カラムヘッダーをクリックします
  • テーブルに表示する結果タイプ、実行パラメータ、または注釈を変更するには、カラムヘッダーを右クリックします。
  • テーブルの左上隅をクリックし、すべてのセルの内容をコピーします。これはExcelに貼り付けできます。

要素の表示と非表示

解析エクスプローラがアクティブになっている場合、モデリングウィンドウの左下隅にあるビューコントロールに要素の表示/非表示アイコンが表示されます。