H3Dファイルのサイズを制御することはできますか。

H3Dファイル内の一部の結果はオプションの結果として分類され、ユーザーはHXでこれらをH3Dファイルにエクスポートしないようにすることができます。

ウェイト:

各オプション結果にはバイナリウェイトが付随し、この値は次のとおりです。

ひずみ速度 = 1 = 2^0

粒子サイズ = 2 = 2^1

降伏応力 = 4 = 2^2

ln(Z) = 8 = 2^3

溶着強度 = 16 = 2^4

応力テンソル = 32 = 2^5

表面品質 = 64 = 2^6

流動応力 = 128 = 2^7

書き込まれる内容

H3DSaveOptionalResultsという変数があり、これによりH3Dファイルに書き込む内容を制御します。変数の値は、書き込む結果を示す値の合計です。

例えば、H3DSaveOptionalResultsの値が127の場合、H3Dファイルには次の結果が書き込まれます。

ひずみ速度 + 粒子サイズ + 降伏応力 + ln(Z) + 溶着強度 + 応力テンソル + サーフェス品質 = 1 + 2 + 4 + 8 + 16 + 32 + 64 = 127

このコマンドは次のように記述されます:pset H3DSaveOptionalResults 127

ひずみ速度とln(Z)のみを書き込む場合、値は次のようにして求められます。

ひずみ速度 + ln(Z) = 1 + 8 = 9

pset H3DSaveOptionalResults 9