パラメータの定義

定義可能なパラメータにはウィンドウ、値およびテキスト修正の3種類があります。

プロパティ名が全く同じであれば、異なるオブジェクトやアプリケーション間でプロパティを選択することが可能です。例えば、HyperViewのコンターレジェンドヘッダーと注釈で “Text”という名称のプロパティを共有することができます。同様に、HyperGraphのプロットレジェンドと注釈とで“Color”という名称のプロパティを共有できます。

ウィンドウパラメータ

デフォルトでは新規セッションを作成する際、Parameters Browserは、リストされている様々な属性について特定のパラメータを表示します。


Figure 1. HyperGraphウィンドウパラメータを表示したParameters Browser
各ウィンドウ下の一番上のディレクトリには、例えばPlot Window Colorsといった、特定のエンティティに関連しないグローバルウィンドウパラメータが含まれます。HyperGraphウィンドウの場合、自動スクリプト内にパラメータとして含まれることが可能な属性には下記のものがあります:
  • Background Color
  • Frame Color
  • GridLine Color
  • ZeroLine Color
リストからBackground Colorなどの属性を選択すると、自動スクリプトパラメータが作成され、browser下部に表示されます。レポートパラメータ名とデフォルトの特性、このケースでは背景色が表示されます。色を変更するには、カラーボックスをクリックしてカラーパレットを表示させて、新しい色を選択します。パラメータを削除するには、ボックスをオフにするか、テーブル内でパラメータを右クリックしてcontext menuからRemoveを選択します。


Figure 2. 自動スクリプトパラメータを作成するためにカーブ属性を選択した後のParameters Browser

値パラメータ

下の図では、ヘッダー、レジェンド、カーブ属性といったその他の属性が表示されています。ウィンドウパラメータと同様に、ブラウザの上の領域から属性を選択すると、自動スクリプトパラメータとなり、そのデフォルト名と属性値が、ブラウザ下部のパラメータ一覧内に表示されます。パラメータのラベルを変更するには、Name列の下の名称をクリックし、新しいラベルを入力します。同様に、パラメータのデフォルト値を変更するには、Default列のセルを選択して新しいデフォルトを入力します。スクリプトが読み込まれると、ラベルがデフォルト値と共に表示されます。


Figure 3. Headers/Footers属性が選択されているParameters Browser

テキスト修正パラメータ

名称、ラベルおよび数式では、接頭部、接尾部、検索と置換、文字代入の範囲、テキストブロック全体の置換といった様々なパラメータスタイルがサポートされています。


Figure 4. カーブ名、コンポーネントおよびリクエスト属性が選択されているParameters Browser