結果の表示

POSTFEKOで結果を表示して後処理を実行します。

円筒半径をr=0.1およびr=0.6として計算した散乱幅を、バイスタティック観測角(ϕ)の関数として表示します。
  1. 得られた値を使用し、この例の冒頭で示した式を次のように簡素化することで、散乱幅が求められます。
    (1) S W = 2 π 500 E 2 .
  2. この式をPOSTFEKOで使用するには、電界の大きさが表示されていることを確認します。
  3. Enable mathsチェックボックスを選択し、次のように入力します。
    2*pi*500*ABS(self)^2


Figure 1. r=0.1およびr=0.6としてモデル化した無限円筒の散乱幅(rは円筒の半径)。
これらの結果を参考文献C. A. Balanis著、Advanced Engineering Electromagnetics、Wiley出版、1989年、607ページと比較します。得られた結果は、この参考文献の数値と良好に一致しています。