モデルの作成
CADFEKOでモデルを作成します。このモデルに必要なポートと給電源をすべて定義します。このモデルの動作周波数または動作周波数範囲を指定します。
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ラインポートを削除します。
Note: Sパラメータ設定は標準の設定に戻ります。
- shielded_filterを拡張し、Feed1とFeed2を、同時にではなく、別々に削除します。
- 2つの領域の特性をデフォルト、すなわちMoM/MLFMM with surface equivalence principle (SEP) - defaultに戻します。
- air領域をFree Spaceに戻します。
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マイクロストリップの給電エッジと接地面との間に2つの垂直プレートを作成します。
- Selection typeをEdgesに設定し、(モデルの入力位置と出力位置で)マイクロストリップラインのリーディングエッジを選択します。
- これらのエッジのコピーを作成します。
- コピーしたエッジ(ツリーの中のパート)を選択し、スイープツールを使用して、これらのエッジを-Z direction方向に距離substrate_heightだけスイープします。
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垂直プレート上にエッジポートのエッジを作成します。
- マイクロストリップラインと接地面間の正確に中間の高さで、垂直プレートに直交する平面でプレートを分割します。
- ツリーにあるすべてのパートを結合します。
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垂直プレートを半分に分割しているエッジ上にエッジポートを作成します。
Note: 有限の誘電体でエッジポートを使用している場合、そのポートのエッジは周囲が同じ媒質で囲まれている必要があります。つまり、誘電体境界の表面上にはエッジポートを作成できません。
- 誘電体層間の境界表面を除き、すべてのフェイスの特性をPECに設定します。
- マイクロストリップフェイス上のローカルメッシュサイズをstrip_width/2に設定します。