最適化の設定と実行

最適化を実行するには、最適化実行ツールを選択し、実行タイプと目標を選択して、実行をクリックします。

設計領域を定義して、荷重とサポートを含む1つ以上の荷重ケースを作成します。
  1. 構造リボンで、最適化アイコンにある最適化の実行 をクリックします。

    最適化の実行ウィンドウが開きます。

  2. 実行の名前はデフォルトでモデルの名前になっていますが、テキストフィールドに別の名前を入力できます。
  3. 最適化のタイプ目標を選択します。
  4. オプション: 残りの最適化オプションを選択します(スピード/精度、接触の処理方法、重力を考慮するかどうかなど)。各オプションの横にある chevron をクリックして、セクションを展開します。デフォルトオプションに戻すときにはいつでも、オプションの横にある reset ボタンをクリックします。
  5. 複数の荷重ケースを作成した場合は、荷重ケースの横にある ボタンをクリックして、最適化する各荷重ケースの横のチェックボックスを選択してから、慣性リリーフを有効にするかどうかを決定します。

  6. 実行ボタンをクリックして最適化を開始します。実行が終了すると、最適化アイコンの上にフラグが現れ、終了したことを知らせます。緑のフラグは計算が正常に終了したことを示し、赤のフラグは計算がエラーで終了したことを示します。
  7. 最適化アイコンの緑色のフラグをクリックするか、実行状況ウィンドウの実行名をダブルクリックして最適化の結果を表示します。
ヒント:
  • 実行の末尾には、その実行を識別するためのいくつかのパラメータとカウンターが付加されます。そのパートに対して最適化を実行するたびに、このカウンターの値が増加します。
  • 最適化が完了すると、形状比較を使用して、対話操作で結果を表示できます。
  • 形状比較またはモデルブラウザを右クリックすると表示される接触メニューを使用して、実行の保存または削除を行えます。
  • 実行の終了を待たなくとも、実行状況ウィンドウを閉じて作業を続行することができます。最適化アイコンにある実行状況ツールをクリックしていつでも実行の状況をチェックできます。

実行状況

現在の実行の状況をビューするには、現在処理中の実行のほか、まだ結果表示していない現在のモデルでの実行も表示されます。これまでのすべての実行を確認するには、実行履歴を使用します。

  1. 解析アイコンにマウスカーソルを合わせ、実行状況ツールを選択します。

    実行状況ウィンドウが表示されます。

  2. 実行の完了後、そのステータスを確認します。
    ステータス 説明 メモ
    実行は正常終了しました。 この状態は、解析アイコンの上に緑色の旗が表示されていることでも示されます。緑色のフラグをクリックして結果を読み込むことができます。
    実行は不完全でした。

    解析を実行しましたが、不完全な状態で終了しました。結果タイプのすべてではなくても、一部は有効である可能性があります。新規の解析を実行して完全な結果を生成することをお勧めします。

    最適化を実行すると、実行は完了しますが、警告または違反が報告されます。実行状況ダイアログで実行の名前をダブルクリックします。続いて形状比較で制約違反ボタンをクリックして詳細情報を確認します。

    計算はエラー終了で有効な結果はありません。 この状態は、解析アイコンの上に赤色の旗が表示されていることでも示されます。
  3. 1つまたは複数の実行を表示します。
    • 実行を表示するには、その行をダブルクリックします。
    • 複数の実行を表示するには、CtrlまたはShiftを押したまま行をクリックしてから結果表示ボタンをクリックします。
      注: 同じパートに複数の結果が関連している場合、そのパートの最も直近に実行された結果がモデリングウィンドウでアクティベートされます。
ヒント:
  • 実行が保存されているディレクトリを開くには、実行名を右クリックして、実行フォルダを開くを選択します。
  • 削除した実行または過去に表示した実行を表示するには履歴ボタンをクリックします。
  • 実行を削除するには、実行を選択し、削除を押します。解析エクスプローラまたはモデルブラウザで右クリックすると表示されるコンテキストメニューを使用して、実行の削除も行えます。

実行履歴

現在のモデルと以前のモデルに対するこれまでの実行を表示、ソート、開くか、削除します。

解析実行を表示すると、実行状況ウィンドウから削除されますが、実行履歴テーブルを使用して表示できます。
  1. 解析アイコンまたは解析CFDアイコンにマウスカーソルを合わせ、実行状況ツールを選択します

    実行履歴が表示されます。

  2. 実行のステータスを確認します。
    ステータス 説明 メモ
    実行は正常終了しました。  
    実行は不完全でした。

    解析を実行しましたが、不完全な状態で終了しました。結果タイプのすべてではなくても、一部は有効である可能性があります。新規の解析を実行して完全な結果を生成することをお勧めします。

    最適化を実行すると、実行は完了しますが、警告または違反が報告されます。実行状況ダイアログで実行の名前をダブルクリックします。続いて形状比較で制約違反ボタンをクリックして詳細情報を確認します。

    計算はエラー終了で有効な結果はありません。  
  3. 実行を表示するには、その行をダブルクリックします。
ヒント:
  • 実行が保存されているディレクトリを開くには、実行名を右クリックして、実行フォルダを開くを選択します。実行履歴が保存されるデフォルトディレクトリは、実行オプションのプリファレンスで変更できます。
  • デフォルトでは、実行履歴が一定のサイズを超えると通知が届ききます。サイズ制限を変更するか、実行オプションのプリファレンスで通知をオフにできます。
  • 実行を削除するには、実行を選択し、削除を押します。