チュートリアル:慣性リリーフ解析
成分を使用して荷重を定義し、慣性リリーフを使用した解析を実行します。
- 成分荷重モードを使用して荷重とモーメントを適用する
- 慣性リリーフを使用した解析の実行
概要
慣性リリーフは、拘束がない構造を解析するのに使用される数値的解析手法です。一般的な例としては、機体全体の質量への重力によって揚力、抗力およびスラスト荷重が釣り合っている、安定飛行中の航空機などがあります。この重力による加速度は、拘束されていない構造体の加速度と等しく、逆向きとなります。
コンポーネントレベルでは、接続点における荷重が既知であるか計測可能/計算可能であり、静的平衡にある独立したパートの解析に慣性リリーフを活用することができます。
- 荷重セットアップ
- 慣性リリーフ法を使用
位置 | Shock | Pivot | Axle | |
---|---|---|---|---|
荷重 | Fx N | -2352 | 980 | 1372 |
Fy N | 3211 | -3700 | 489 | |
Fz N | -635 | 645 | 0 | |
モーメント | Mx N*mm | 0 | -104867 | -278 |
Mx N*mm | 0 | -188238 | 779 | |
Mx N*mm | 0 | 0 | -7998 |