加工対象物の材料プロパティ

加工対象物の材料を使用して、金属押出における押出を記述します。一般にこの材料は、ツールによって作成される負の体積を表現するメッシュ内のコンポーネントに適用されます(ビレット、ポケット、フィーダーキャビティ、ウェルドチャンバー、ポートホールなど)。ユーザープロファイル内では、この材料を加工対象物コンポーネントの境界面にも割り当てます。HyperXtrudeでは、金属用として以下の構成モデルがサポートされています:

  • Inverse Sine Hyperbolicモデル
  • Metal Forming Power Lawモデル
  • Norton-Hoffモデル
  • Hensel Spittelモデル

加工対象物材料プロパティのデータタイプ

次の表では、加工対象物材料プロパティのデータタイプについて説明します。
変数名 値のタイプ
ConstitutiveModel String(引用符で囲む) "SineHypInv" "PowerLaw" "TemDependentNortonHoff"
Density 実数(定数) 流体の密度
SpecificHeat 実数(定数 / 温度の関数) 関数として使用可能なのはTABLE1またはEXPRESSION
Conductivity 実数(定数 / 温度の関数) 関数として使用可能なのはTABLE1またはEXPRESSION
CoeffOfThermalExpansion 実数(定数) 単位体積あたりの値
SolidusTemperatureLiqidusTemeprature 実数(定数)実数(定数) 摩擦係数は、Solidus Temperatureにおける最大限の値からLiqidusTemperatureにおけるゼロに減少します。
Temperature Dependence String(引用符で囲む) "None "Coefficient" "exp (Q/RT)" "Exp(-Beta(DeltaT))" "Exp(A1T+A2T^2)"
Amplitude  ConstantY 実数(定数 / 温度の関数) Temperature Dependenceで"Coefficients"が指定されたPowerLawの場合のみ
Other Data 実数(定数) 各種材料モデルに固有のデータについては、後続の項をご参照ください。