球モードデータの手動定義
伝搬方向、インデックス方式およびモードを定義して、球モードデータを作成します。球モードデータ定義は、等価給電源または受信アンテナを定義する際に使用します。
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ConstructタブのDefineグループで、 Field/Current Dataアイコンをクリックします。ドロップダウンリストから、 Manually Define Spherical Modes Dataを選択します。
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Propagation directionで、次のいずれかを選択します:
- モデルを、 の方向に伝搬するモードと、第一種球ヘンケル関数 Inwardを選択します。
- モデルを、 の方向に伝搬するモードと、第二種球ヘンケル関数 Outwardを選択します。
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Index schemeセルで、次のいずれかを選択します:
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- Normal
- この方式では、従来のsmn インデックスが使用されます。TEモード(s = 1)またはTMモード(s = 2)、およびインデックスMとN を指定できます。
M は方位角方向 のモードインデックスであり、N は半径方向のモードインデックスで、1, 2...∞の範囲内である必要があります。
Fekoでは、偶モードと奇モード( と の角度依存性を有する)が区別されませんが、代わりに という角度依存性が使用されます。インデックスM は負の値であってもかまいませんが、−N..Nの範囲内である必要があります。
- Compressed
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この方式では、圧縮型1次元モード番号付け方式が使用されます。J モードインデックスがインデックス列で指定されます。ここで、
TEモードの場合はs = 1、TMモードの場合はs = 2です。(1) この統一モード番号付け方式では、拡張散乱行列(ネットワークと放射ポートを含む)の計算が可能になります。インデックスJ は、この散乱行列で一意のポート番号を表します。
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- Mag. sqrt(W)セルに、球モードの複素振幅の絶対値を指定します。球モードの正規化により、振幅単位は です。
- Phase [deg.]欄に、球モードの複素振幅の位相を指定します。
- Label欄に、この球モードデータの固有のラベルを指定します。
- Createをクリックして球モードデータを定義し、ダイアログを閉じます。