遠方界
遠方界要求に使用可能な量とプロパティを表示します。
HomeタブのAdd resultsグループで、 Far Fieldアイコンをクリックします。
量 | プロパティ |
---|---|
電界 | Total |
利得 | Theta |
実現利得 | Phi |
指向性 | Ludwig III (Co) |
レーダー断面(RCS) | Ludwig III (Cross) |
LHC | |
RHC | |
軸比 | Minor/Major |
Major/Minor | |
掌性 |
遠方界に使用可能なオプションは次のとおりです:
- Total
- 偏波に依存しない合計値。
- Theta
- 垂直(または )成分。
- Phi
- 水平(または )成分。
- Ludwig III (Co)
- 従来の測定設定に合わせてルートヴィッヒ(Ludwig)が定義した基準偏波。Z directedであるアンテナを想定し、その基準となる偏波方向が
断面の方向になるものとしています。
(1) - Ludwig III (Cross)
-
従来の測定設定に合わせてルートヴィッヒが定義した交差偏波。Z directedであるアンテナを想定し、その基準となる偏波方向が の方向になるものとしています。
(2) ルートヴィッヒ座標系の規則は次のパラメータで定義します:- および
- Fekoで定義した球面座標系における回転角。
- 方向性単位ベクトル( 方向)。
Figure 1. 3D空間における基準偏波と交差偏波。 - LHC
- 左円偏波成分。伝搬方向の固定位置から見たときに、偏波ベクトルが時計方向に回転しています。
- RHC
- 右円偏波成分。伝搬方向の固定位置から見たときに、偏波ベクトルが時計方向に回転しています。
- Z (+45°)
- 伝搬方向から見たときに、
方向の単位ベクトルが下方を指し、
方向の単位ベクトルが左を指します。したがって、Z偏波ベクトルはとなります。このベクトルは、水平から反時計方向に45度回転した軸の方向を指し、Zの対角線の方向と一致します。
(3) - S (-45°)
- S偏波単位ベクトルは となります。このベクトルは、水平から時計方向に45°回転した方向を指し、ほぼSの対角線方向と一致します。
(4) - Minor/Major
- 軸仕様Minor/Majorを使用して軸比の大きさを表示します。
- Major/Minor
- 軸仕様Major/Minorを使用して軸比の大きさを表示します。
- Handedness
- 左回転場、直線場、右回転場に応じて異なる色を使用して、球上での軸比の符号情報を表示します。