時間ステップコントロールの制限

Radiossで計算される最小時間ステップは理論的な証明に基づいていることを記すのは価値があることです。問題を回避するためのこのオプションの使用は、物理的な問題を変更します。そのため、お勧めはできません（質量、剛性、エネルギーバランスなどの変更）。

コメント

1. /DELが付いた全てのオプションはモデルを変更します。
2. /DT/NODA/CSTと/DT/INTER/CSTはモデルにいくらかの質量を追加します。質量増加は運動エネルギーの増加ももたらします。質量とエネルギーの増加が十分に小さく、解に影響を与えていないことをチェックする必要があります。オプション/ANIM/DMASSで、相対的な質量増加をHyperViewのコンタープロットで表示することができます。/ANIM/DMASSと/ANIM/MASSで、全質量と増加をHyperViewで可視化することができます。/THで、エネルギー、質量の時刻歴をプロットできます。
3. /DT/INTER/CSTで一定の時間ステップを与えることができます。ただし、このオプションはインターフェースタイプ7の悪い挙動までは修正できません。時間ステップコントロール無では時間ステップが極端に減少する場合（10000倍かそれ以上）、オプション/DT/INTER/CSTは無限大に近い質量を生成することになり、計算は発散します。
4. /DT/BRICK/CST、/DT/SHELL/CSTと/DT/SH_3N/CSTは小ひずみオプションに切り替えます。このオプションの制限に関しては有限要素をご参照ください。
5. 時間ステップの安定性が確保されているかどうか検証するために、計算後全エネルギーの変化をプロットし、想定外の変化を検出することを推奨します。