別のHyperWorksアプリケーションでシミュレーションを実行した後、アニメーション表示されたオブジェクトを含む.h3dまたは.h5ファイルをエクスポートできます。Inspire Renderでこのファイルを開いてオブジェクトをアニメーションするツールを使えば、ループしたアニメーションを素早く作成できます。
まず、別のHyperWorksアプリケーションでシミュレーションを実行し、.h3dまたは.h5ファイルをエクスポートします。続いて、Inspire Renderでファイルを開きます。
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モデリングウィンドウの左下にあるビューコントロールで、オブジェクトをアニメーションする アイコンをクリックします。
注: アイコンの上にはタイムレートが表示されます(下の画像では
1.00)。ビュー内のすべてのオブジェクトは、そのタイムレートでアニメーション表示します。
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次を実行できます。
動作 |
操作 |
選択したオブジェクトのループ時間の変更 |
- リボンで、解析タブをクリックします。
- モーションループアイコンをクリックします。
- コントロールパネルで、ループ時間を編集します。
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すべてのオブジェクトのタイムレートの変更 |
実際のアニメーション速度に乗じる数値を入力します。
たとえば、現在値は1.00です。これは実際のアニメーションの速度と同じです。2を入力するとアニメーションが2倍速くなり、0.5を入力すると2倍遅くなります。注: タイムレートは、すべてのオブジェクトのループ時間に影響を与えます。たとえば、ループ時間がA = 5秒、B = 3秒の2つのアニメーションオブジェクト(AとB)があるとします。ここで、タイムレートを0.5(実際の速度の半分)に変更します。ループの実際の継続時間は、A = 5/0.5 = 10秒、B = 3/0.5 = 6秒となります。
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アニメーションを終了するには、オブジェクトをアニメーションするアイコンをクリックします。