SS-V:7000 SN単軸疲労

テスト番号VF01一定振幅の疲労寿命解析を行った場合の疲労寿命を求めます。

定義

フィレット付き段付きシャフトは軸方向の荷重を受けます。

単位はSIです。



図 1.

寸法:D = 120 mm, d = 60 mm, r = 3 mm

材料特性は以下の通りです:
特性
弾性係数
2.03e11 pa
ポアソン比
0.3
引張強度(UTS)
8.63e8 pa
疲労強度係数(SR1)
1.101e9 pa
疲労強度係数(b1)
-7.5e-2
1セグメントSN曲線の耐久性のサイクル限界(NC1)
1e6サイクル
構造解析による荷重は、以下のような経時変化をたどります:
表 1. 疲労解析荷重履歴
時間 [秒] 振幅係数
0 0
1 250
2 0
3 -250
4 0


図 2.

変動因子(表面粗さと疲労強度低減因子)は使用されません。

結果

以下の画像と表は、ポイントAとBにおける疲労寿命を示します。


図 3.
  座標 [mm] 基準 [目標値]* SimSolid %差異
ポイントA (-127.586, -2.79319, -1.48875) 1310 1303 0.4%
ポイントB (-85.7703, -16.8757, -1.48566) 1770 1764 0.3%

*SimSolidの結果はefatigue計算機と比較されます。