ツールたわみ解析の概要
ツールたわみ解析手順の簡単な概略を説明します。
- Step 1:CAD形状のインポート
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- ツールアセンブリをソリッドとしてインポートします。
- Inspire Extrudeでは、ツール形状をインポートするのに、普及しているすべてのCADフォーマットをサポートしています。
- メートル単位系またはヤードポンド単位系で作業してください。ただしこれは必須ではありません。
- Step 2:形状の簡略化 [オプション]
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- モデル内の余分なライン、サーフェス、およびその他のコンポーネントを削除します。
- 計装などに使用される穴など、不要なフィーチャーを削除します。これによりメッシングが簡略化され、メッシュサイズが小さくなります。
- Step 3:荷重フェイスの作成 / 編集 / 変更
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- Inspire Extrudeは、加工対象物がツール形状と接触する場所を検出することにより、荷重を加えるサーフェスを自動的に特定します。シミュレーションを実行する前に、特定された荷重フェイスを追加または削除できます。
- Step 4:拘束および荷重の作成
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- 適切なサーフェス上に拘束を作成します。
- Step 5:材料の選択
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- ツール材料を1つ選択します。
- ツールパートに異なるツール材料を割り当てることもできます。
- Step 6:解析のためのサブミット
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- モデルを新しいフォルダに保存します。マップされている荷重を使用した場合は、押出解析からこの解析にその荷重ファイルをコピーする必要があります。
- Inspire Extrudeでは、設定に基づいて実行のサブミットを自動的に管理します。
- メッシュオプションを選択し(デフォルトは中および1次)、解析用にジョブをサブミットします。既存のメッシュファイルを使用して、解析用にジョブをサブミットすることもできます。
- 結果が得られたら、Inspire ExtrudeまたはHyperViewでこれらをポスト処理できます。このリリースでは、結果はSI単位で表されることに注意してください。