General Signal Processing - Probesタブ

Probesタブは、すべてのタイプの入力ファイルに対して有効です。



Figure 1. General Signal Processingユーティリティ - Probesタブ
Element Selections
このセクションでは、結果を表示する単一要素または複数要素を選択することができます。要素IDによる選択、座標による選択、選択範囲による選択の3つの方法で、単一の要素を選択することができます。オプションとして座標による選択が選択された場合、半径5mm以内にある最も近い要素が選択されます。Satellite probeオプションは、先に選択した単一要素選択と同じように、指定した点を中心とした指定半径内で複数の要素を選択する場合に選択することができます。入力ファイルタイプが*.csvの場合、要素IDによる要素選択のみサポートされます。All Probesオプションは、ファイルに含まれるすべてのプローブの結果を処理し、表示するために提供されます。
Input Signal Selection
このセクションでは、入力ファイルの時間領域データに関する情報の表示、処理に使用する時間データの変更が可能です。総時間ステップ数、サンプリング周波数に加え、入力継続時間が表示されます。過渡領域信号の時間範囲を選択するオプションがあり、継続時間内における時間ステップ数も表示されます。Resetボタンは、ファイルから取得した継続時間を、入力した時間にリセットする場合に使用します。入力された時間領域信号に乗じる必要がある変換係数を指定する場合、Advanced Optionを選択します。


Figure 2. General Signal Processingユーティリティ - Frequency Spectrum


Figure 3. General Signal Processingユーティリティ - Time Domain Signal
Output Requests
ここでは、出力要求パラメータを指定します。最初に、過渡応答や周波数領域など、目的の応答タイプを指定します。応答形式が周波数領域の場合、スケール、出力形式(PSDまたはSPL)、プロットタイプ、周波数範囲を指定します。スケールはdBまたはdBAを選択できます。出力タイプはnarrow とbroadbandがあります。SPL出力タイプのBroad Bandは、Octave、1/3rd Octave、1/8th Octave、1/12th of Octavをサポートします。周波数範囲の上限はサンプリング周波数の1/2まで、下限は継続時間の4倍の逆数とすることが可能です。
Signal Processing Parameters
出力応答タイプが周波数領域である場合は、信号処理パラメータを指定します。ブロックサイズや帯域幅、オーバーラップ、適用する時間窓(hanning、hamming、blackmanなど)を選択するオプションが提供されています。表示 / 表示オプションに加え、結果をcsvファイル形式で出力するエクスポート機能も備えています。