折り曲げダイポールの作成

ポリラインを使用して折り曲げダイポールを作成します。

カスタムのワークプレーンの使用方法を示すため、カスタムワークプレーンを使用して折り曲げダイポールを作成します。
  1. ConstructタブのCreate Curveグループで、 Polylineアイコンをクリックします。


    Figure 1. デフォルト値が表示されているCreate Polylineダイアログ。アクティブな欄が黄色の外形で示されています。
    Note: 形状作成のダイアログでデフォルト値を使用することで、3D ビューのプレビューが可能です。必要に応じて値を変更することもできます。
    Tip: ポイントエントリが可能なアクティブなフィールドは、黄色の外形で示されます。

    ポイントエントリでは、モデルツリー内の変数または指定ポイントでCtrl+Shift+left clickを押すことによって、その変数または指定ポイントを入力することができます。

  2. ポリラインを作成します。
    1. Corner 1の下で、次の座標を追加します。
      • Ulambda/4*cos(alpha_rad)
      • V:0
      • Nlambda/4*sin(alpha_rad)
    2. テーブルの2行目をクリックし、Corner 2をアクティブにします。次の座標を追加します:
      • U:0
      • V:0
      • N:0
    3. Add rowをクリックしてCorner 3を追加します。3行目をクリックし、Corner 3をアクティブにします。次の座標を追加します:
      • Ulambda/4*cos(alpha_rad)
      • V:0
      • N: -lambda/4*sin(alpha_rad)
    4. LabelBent_dipoleに設定します。
    5. OKをクリックしてポリラインを作成し、ダイアログを閉じます。


    Figure 2. Global XYワークプレーン(デフォルトのワークプレーン)の原点にあるダイポール。
  3. カスタム定義のワークプレーンを使用するように、折り曲げダイポールを変更します。
    1. Create Polylineダイアログで、Workplaneタブをクリックします。
    2. Predefined workplaneをクリックします。
    3. ドロップダウンリストから、WorkplaneBentDipoleを選択します。


      Figure 3. カスタム定義のワークプレーンWorkplaneBentDipoleの原点にあるダイポール。
  4. カスタム定義のワークプレーンWorkplaneBentDipoleを、180°回転させます。
    1. モデルツリーWorkplanesの下で、WorkplaneBentDipoleを選択します。
    2. right-click context menuから、Transforms > Rotateを選択します。
    3. Rotateダイアログ(Rotateタブ)のAngles [degrees]に、180という値を入力します。


      Figure 4. Rotateダイアログ。
    4. Workplaneタブを選択します。
    5. Predefined workplaneの下、ドロップダウンリストからWorkplaneBentDipoleを選択します。
    6. OKをクリックしてWorkplaneBentDipoleを回転させ、ダイアログを閉じます。


Figure 5. 180°回転させたカスタム定義のワークプレーンWorkplaneBentDipole。結果としてダイポールも変換されています。