3Dでの損失のあるコイル導体の領域

3Dのコイルと断平面

3Dでは、ボリュームのグループによってコイルを定義します。次の図のように、開いた状態または閉じた状態とすることができます。

3Dでは、基本的なより線の断面を、電流に直交する平面(断平面)によって定義します。この断平面の選択とその方向の指定、円形断面と矩形断面に関連する固有のデータについて次で説明します。

動作

断平面の選択と方向に応じて、断平面が3Dでどのように動作するかを説明します。

次の表で機能プロセスを簡単に説明し、以降でさらに詳しく説明します。

段階 説明 コマンド
1

Fluxでは、次のデータに基づいて断平面(PS)が決まります:

  • 入力端子
  • 電流方向のライン

Orient wiresコマンド…

MY_COIL

2

次のデータを使用して断平面(PS)の方向を指定できます:

  • 断面の方向ベクトル
  • 回転角

New > Edit Region

MY_BOBINE

注意: 上記の2つのコマンドの間には、次のような相互依存性があります:

  • 断平面の選択にはOrient wiresコマンドを使用します。
  • 断平面の方向の指定にはNew > Edit Regionコマンドを使用します。

Fluxによって選択される断平面

Fluxでは次のように断平面が決まります:

  • 開いたコイル: 断平面は電流と直交し、入出力端子がある面に相当します。
  • 閉じたコイル: 断平面は電流と直交し、電流の方向で「入力端子に最も近い面」です。

閉じたコイル

開いたコイル

方向(ユーザー管理)

断平面の方向はユーザー側で次のように指定します:

次の表に方向のデータを示します。

要素 関数
定義用座標系 方向ベクトルを定義するための座標系
方向ベクトル v 断平面*上で水平とされる方向を定義するベクトル
回転角θ(オプション)

方向ベクトルの補足的な回転角

注: *方向ベクトルが断平面上にない場合は、Fluxによって方向ベクトルが断平面上に投影されます。

回転を適用しない簡単な例を次の表に示します。図中に表示された座標系で方向ベクトルが定義されています。

v (1, 0, 0)

水平方向はOX上

垂直方向はOY上

v (0, 1, 0)

水平方向はOY上

垂直方向はOX上

v (0, 0, 1)

不可

OZ方向は電流の方向に相当するため

v (1, 0, 0)

水平方向はOX上

垂直方向はOZ上

v (0, 1, 0)

不可

OY方向は電流の方向に相当するため

v (0, 0, 1)

水平方向はOZ上

垂直方向はOX上