/DT/Eltyp/Iflag

Engineキーワード選択エンティティの時間ステップです。

フォーマット

/DT/Eltyp/Iflag

$Δ T_{s c a}$ $Δ T_{\min}$

grnd_ID

定義

データ	詳細	SI 単位の例
`Eltyp`	エンティティ選択： `BRICK` 3次元ソリッド要素 `QUAD` 2次元ソリッド要素 `SHELL` シェル要素 `SH_3N` 三角形シェル要素 `TRUSS` トラス要素 `BEAM` ビーム要素 `SPRING` スプリング要素 `AIRBAG` エアバッグ `FVMBAG` モニター体積タイプ/FVMBAGまたは/FVMBAG1専用の有限体積法エアバッグ。 /DT/FVMBAGは、 dt<dtminかつ体積 < 10 * （全体マージに使用される最小体積）である場合は、有限体積はマージされることを意味します。これはバージョン12.0.223で使用されるストラテジーです。 FVMBAG1エンティティにより計算が規制される場合に、追加の有限体積マージを実行することにより、安定性および最小時間ステップサイズを確保するために、 $Δ T_{s c a}$ および $Δ T_{\min}$ を定義できます。 /DT/FVMBAG/1は、dt<dtminである場合は有限体積がマージされることを意味します。 `INTER` インターフェース（タイプ7のみ）。インターフェースタイプ7の時間ステップのみに関係します。 `NODA` 節点節点時間ステップの計算をアクティブにします。このオプションではステップ毎の計算量は若干増加しますが、最適化されていないメッシュモデルの場合、時間ステップは大きくなります。
`Iflag`	節点グループのフラグ 1
$Δ T_{s c a}$	`Eltyp`で定義したオプションで使用する時間ステップのスケールファクター。
$Δ T_{\min}$	`Eltyp`で定義したオプションで使用する最小時間ステップ。 2
`grnd_ID`	節点グループの識別子 `Eltyp`が`NODA`で`Iflag` =1の場合は読み取り専用

コメント

IflagはEltyp=NODAの場合にのみ使用できます。
- Iflag =1の場合は、節点グループgrnd_IDに属する節点のみが影響を受けます。
- Iflag =0の場合は、全節点が影響を受けます。
EltypがBEAM、TRUSS、SPRING,NODAまたはINTERの場合、 $Δ T_{\min}$ の値は意味を持ちません。