モデルの評価

Run Analysisツールを使用して、評価を設定および起動します。

  1. Evaluateツールグループから、Run Analysisツールをクリックします。


    Figure 1.
    Evaluateダイアログが開きます。


    Figure 2.
  2. Optional: 実行名を変更します。
  3. Analysis Locationで、Elementsを選択します。
  4. 選択されたパートと荷重ケースを確認します。
  5. Optional: Advanced OptionsのMaterialで、材料オプションを定義します。
    • SN Curve Extrapolationは、複数SN曲線補間の場合にTrue/Falseに設定できます。
    • Multiple Haigh Interpolation Methodオプションは、Mean Stress = ConstantまたはStress Ratio = Constantです。
  6. Optional: Advanced OptionsのResultで、SN単軸実行に対して指定されたターゲットサイクル数の安全係数を計算できます。
    1. Safety FactorドロップダウンをYesに変更します。
    2. 応力タイプを選択します。
    3. ターゲットサイクルの値を入力します。
  7. Optional: Advanced OptionsのResultで、Scale Resultを選択します。
    等価Lie単位に基づいて寿命をスケーリングすることも、許容Miner合計に基づいて損傷をスケーリングすることもできます。
  8. Optional: Advanced OptionsのResultで、SNの静的疲労オプションを定義します。
    • Static FailureオプションでContinueまたはStopに変更します。
    • 静的疲労チェックを回避する場合は、No Checkのままにします。
  9. Optional: 出力のAdvanced Optionsを定義します。
    荷重タイプが時系列、過渡、およびモーダル重ね合わせの場合にのみサポートされます。
    • Damage Summary per Entity:EventwiseDamage.csv がRunフォルダーに書き込まれます。このオプションは、要素 ID を持つ要素セットまたは CSV が割り当てられた場合にのみアクティブになります。
    • Stress Strain History:選択された応力寿命またはひずみ寿命に基づく応力またはひずみ履歴がRunフォルダーにRSP形式で出力されます。このオプションは、要素 ID を持つ要素セットまたは CSV が割り当てられた場合にのみアクティブになります。
    • Compressed Load History:イベントあたりの圧縮荷重履歴ファイルがRunフォルダーにRSP形式で出力されます。このオプションはYes/Noでアクティブになります。
  10. Optional: Exportをクリックしてバッチ入力ファイルをエクスポートします。
    バッチモードでの実行に関する詳細はこちらをご覧ください。
  11. Optional: 解析時間を短縮するため、(可用性に基づいて)実行に使用されるプロセッサーの数を変更します。
  12. Runをクリックします。
    Run Statusダイアログが開きます。


    Figure 3.
    Note: 時刻歴をイベントに割り当てない場合は、Runをクリックすると、不明のチャンネルについてのプロンプトが表示されます。
次の結果ファイルが、C:\Documents\Fatigue\RunHistoryに(デフォルト)、または環境設定に定義されているホームディレクトリ保存されます。
Table 1.
ファイルタイプ 説明
*.hlf HyperLifeセッションファイル

疲労のセットアップに関する詳細がこのファイルに保存されます。詳細は、疲労評価が完了すると、作業ディレクトリに自動的に書き込まれます。

  • 疲労解析のタイプ、材料割り当て、作成したイベント、および計算された疲労結果がこのファイルに保存されます。
  • セッションファイルを再読み込みすると、以下のことができます。
    • セットアップの取得
    • 取得したセットアップの再実行
    • 計算結果の確認
*.hwascii HyperLife結果出力
  • hwasciiは、各要素 / 節点の疲労結果を一覧表示します。
  • 疲労計算(h3d、op2など)に使用された入力結果ファイルをモデルファイルとして、hwasciiファイルを結果ファイルとして読み込むことにより、hwasciiの結果もHyperViewで確認することができます。
*.h5 レインフロー/損傷マトリックスの結果
  • 各要素 / 節点のレインフロー / 損傷マトリックスの結果は*.h5ファイルに保存されます。
    Note: レインフローデータの表示がPreferencesダイアログでオフになっている場合は、このファイルは作成されません。
  • このファイルがPreferencesダイアログで無効になっている場合は、レインフロー/損傷マトリックスはHyperLifeに表示されません。
3DMatrixInfo_Ele<ID>.rfout

3DMatrixInfo_Node<43198>.rfout

照会対象要素 / 節点のレインフロー情報に関するHyperLife ASCII形式の結果ファイル。

このファイルは、Results Explorerでレインフロー/損傷マトリックスの上にあるエクスポートアイコン()をクリックすると、作業ディレクトリに作成されます。ファイルに書き込まれる表形式データは、評価した疲労解析に基づいて異なります。

詳細については、次をご参照ください。 損傷およびレインフローマトリックスデータのエクスポート

EventwiseDamage.csv 損傷サマリーに、選択されたエンティティリストのイベントごととレイヤーごとの各エンティティ(要素 / 節点)の損傷が一覧表示されます。
StressHisOut_E<ID>_Event_1_<layer>.rsp 荷重履歴圧縮または選択されたエンティティのレイヤーごととイベントごとのゲートの影響を受けない応力またはひずみ履歴出力。
CompressedLoadHis_Event_1.rsp イベントからの重ね合わせ荷重履歴。山でも谷でもない中間点が履歴から削除されます。これは、それらが応力サイクルの決定に関与していないためです。