Optionsダイアログ - Build Model

OptionsダイアログのBuild Modelオプションでは、標準のインクルードファイルの設定、およびメニューバー内のウィザードに関連したメニュー項目のアクティブ化 / 非アクティブ化が行えます。

このダイアログを開くには、ToolsメニューからOptionsを選択し、ツリー上のBuild Modelをクリックします。


図 1. Optionsダイアログ - Build Model
使用可能なオプションには以下のものがあります:
Standard Include 標準インクルードファイルは、MotionViewの起動時、または新規MotionViewクライアントが作成された際に読み込まれるインクルードファイルです。このファイルは、Units、Gravityといったデフォルトのオプションやその他のソルバーオプションを定義します。標準インクルードファイルを指定する同様の方法はModel > Set Wizard Pathsにありますが、この方法は将来のリリースで廃止される見込みです。
  Use standard include defined in preference file preference_mbd.mvwファイルで指定されているデフォルトの標準インクルードファイルを使用するには、このチェックボックスにチェックマークを入れます。

Standard include fileファイルブラウザをアクティブにするには、このチェックボックスからチェックマークを外します。

  Standard include file ファイルブラウザを使って、デフォルトのファイル以外の標準インクルードファイルを指定することができます。

このオプションは、Use standard include defined in preference fileチェックボックスがアクティブである場合(上記を参照)は使用できません。

Legacy Support    
  Enable wizard support ModelおよびAnalysisメニュー内のウィザードに関係したオプションをアクティブまたは非アクティブにするには、このオプションを使用します。

このチェックボックスからチェックマークを外すと、Assembly Wizard、Attachment Wizard、Set Wizard Path(Modelの下)、Task Wizard(Analysisの下)は使えなくなります。

  Create a separate definition when modifying a shared instance このオプションを使用して、共有インスタンスの変更時にそれらのインスタンスを処理する方法を制御できます:
  • デフォルトでこのオプションはアクティブになっており、共有インスタンスに変更を加えると個別の定義が作成されます。
  • このオプションを非アクティブにすると共有が維持され、1つのインスタンスを変更すると他の共有インスタンスにも変更が適用されます。

詳細については、共有定義の管理の項をご参照ください。

  Use updated symmetry このオプションを使用すると、真に対称である剛体が表現されます(プロパティは、Global ZXプレーンについて互いに鏡面対称であるボディを表します)。
  Click on background selects Ground Body このオプションがオンである場合、背景をクリックすると、Ground Bodyが選択されます。
  Allow CAD feature recognition for picking 特定のGraphicエンティティのエッジまたはサーフェスをピックすることによってコレクター内に特定タイプのエンティティを作成、選択するには、このオプションを使用します。
Python window command log  
  Enable python window command logging このチェックボックスをオンにすると、Pythonウィンドウのコマンドをログファイルに保存できるようになります。MotionView Python Reference Guideをご参照ください。
  Log File ファイルブラウザを使って、Pythonのウィンドウコマンドのログに使用するファイルの場所を指定できます。