Quick Queryモード

Quick Query モードでは、モデル内のエンティティを照会することが可能です。

HyperViewモデリングウィンドウ内を右クリックしてコンテキストメニューにアクセスし、Quick Query メニューから使用可能なオプション(Node、Element、Component、SystemまたはOff)を選択します。


図 1. Quick Query拡張コンテキストメニュー

オプションが選択されると、そのオプションがオフになるまで、Quick Queryモードは選択されたエンティティについてアクティブなままとなります。マウスを左クリックすることで、モデル内の節点、要素、コンポーネントまたはシステムを照会することができます。表示される情報は、選択されたエンティティのタイプによって異なります。

選択されたエンティティに応じて、下記の情報がツールチップとして表示されます:

Component
コンポーネントID、コンポーネント名、および最大値と最小値(コンター値が適用されている場合)
Element
要素ID、要素の構成節点ID、コンポーネントIDおよびコンター値(使用可能な場合)
Node
節点ID、節点座標値、コンポーネントIDおよびコンター値(使用可能な場合)
注: コンポーネント、要素、および節点について:エンベロープトレースプロットがコンター値を抽出すると、照会は、抽出された結果タイプのコンター値と、その値が発生するサブケース / シミュレーションのラベルの両方を返します。MaxLayer/MinLayer/ExtremeLayerコンタープロットでは、照会は、すべての層におけるエンティティ上の最大値 / 最小値 / 極値である値と、その最大値 / 最小値 / 極値が生じている層の名前の両方を返します。詳細については、Layersトピックをご参照ください。
Result
結果値と、それに結びつくエンティティを表示します。
注: このオプションは、コンタープロットが存在している場合にのみ使用が可能です。
System
システムIDおよびシステムタイプ
Off
Quick Queryモードをオフに切り替えます。


図 2. コンターが適用され、Quick Query/Elementモードが選択されているモデル