モデルの作成

特性化サーフェスに使用する透過係数と反射係数の.trファイルが書き込まれるようにモデルを設定します。

  1. FSS特性化の周期的境界条件で作成したモデルを使用して、ファイルの名前を変更します。
  2. Y=0Y=0の平面を対称面とした対称性をGeometric symmetryとして指定します。
  3. 周波数を10GHzに設定します。
  4. 平面波給電源の設定を次のように変更します:
    • Loop over multiple directionsをクリックします。
    • θの範囲を0~180°に設定します。
    • ϕの範囲を0~360°に設定します。
    • 入射角θを6°単位で段階的に大きくします。
    • 入射角ϕを6°単位で段階的に大きくします。
    • Calculate orthogonal polarisationsチェックボックスを選択します。
    Tip: ϕの変動が小さいか、まったくない要素については、.trファイルを計算する際にθ方向の断面のみを使用すれば十分です。
    Tip: 多数のθϕのサンプルが必要なため、シミュレーションに要する時間が長くなる可能性があります。この手順を省略するには、用意されている.trファイルを使用します。