遠方界トレースの追加

ドキュメントの内容を検索して参照することで、遠方界トレースを追加します。トレースの量とフォントサイズをカスタマイズします。

  1. 統合ヘルプでFarFieldを検索します。
    FarFieldの検索結果にFarField (object)が表示されています。
    Tip: 統合ヘルプで表示される一致件数が多すぎる場合は、POSTFEKO自体を参照することで別のヒントを見つけることができます。
  2. POSTFEKOのGUIを確認します。
    Note: 結果パレットには、Tracesをタイトルとする空のパネルが表示されます。


    Figure 1. 結果パレットのTracesパネル。
  3. 統合ヘルプでTracesを検索します。
    Tracesの検索結果にTraces (collection)が表示されています。
    Note: プロジェクトには複数のトレースを設定できるので、トレースはコレクションに属します。
  4. Traces (collection)をダブルクリックします。
    Choose Topicダイアログ表示されます。


  5. CartesianGraphをダブルクリックします。
    Note: ResultTraceCollectionにトレースが追加されます。


    Figure 2. CartesianGraphオブジェクトのスニペット。
  6. CartesianGraphオブジェクトを表示します。
  7. ResultTraceCollectionのハイパーリンクをクリックして、ResultTraceCollectionに関する詳細情報を確認します。
    Note: 自動化スクリプトで:Add(result)メソッドを使用します。


    Figure 3. ResultTraceCollectionトピックのMethod listのスニペット。
  8. POSTFEKOのGUIで、HomeタブのFarFieldをクリックします。
    Note: 複数のモデルをPOSTFEKOに読み込むことができます。また、どのモデルも設定、遠方界要求、およびグラフをそれぞれ複数持つことができます。モデルで目的とするファイル、設定、遠方界、およびグラフを指定する必要があります。
    次の構文を使用してグラフにトレースを追加します。
    my_farfield_trace = my_graph.Traces:Add(app.Models[1].Configurations[1].FarFields[1])
  9. dB単位に変更するには、結果パレットでPOSTFEKOのGUIを使用します。
    Note: QuantityグループにdBチェックボックスが表示されます。このグループでは、ドキュメントで検索する内容に関するヒントが得られます。


    Figure 4. 結果パレットQuantityパネル。
    Note: ドキュメントで“dB”を検索することもできますが、その場合は複数のトピックが返されます。
  10. 統合ヘルプで“quantity”を検索します。Quantity (property)をダブルクリックします。
    いくつかのトピックが表示されます。


    Figure 5. Quantity (property)のトピックリスト。
  11. FarFieldTraceトピックを選択します。
    FarFieldTrace (object)のプロパティリストに.Quantityプロパティが表示されています。


    Figure 6. Quantityプロパティを表示したFarFieldTraceオブジェクトのスニペット。
  12. FarFieldQuantityのハイパーリンクをクリックします。
    プロパティリストにブーリアンプロパティ.ValuesScaledToDBが表示されます。


    Figure 7. .ValuesScaledToDBプロパティを表示したFarFieldQuantityオブジェクトのスニペット。
  13. 次の構文を使用して遠方界をdB単位に設定します。
    my_farfield_trace.Quantity.ValuesScaledToDB = true
  14. Independent axisphiiに変更するには、統合ヘルプで“axis”を検索します。トピックFarFieldTraceを選択します。
    FarFieldTrace (object)IndepentAxisプロパティを使用します。このプロパティでは文字列の入力が要求されます。
    my_farfield_trace.IndependentAxis = "phi"


    Figure 8. .IndependentAxisプロパティを表示したFarFieldQuantityオブジェクトのスニペット。
  15. 遠方界のFixed axisを30°に変更するには、統合ヘルプでfixedを検索します。FixedAxes (property)トピックを選択します。
    このプロパティを持つトレースが複数存在するので、トピックFarFieldTraceを選択します。


    Figure 9. SetFixedAxisValueを表示したFarFieldQuantityオブジェクトのスニペット。
    Method list:SetFixedAxisValue(axis, value, unit)メソッドを使用します。
    my_farfield_trace:SetFixedAxisValue("theta",30,"deg")