AutomaticReport_FluxPEEC.PFM

概要

“AutomaticReport_FluxPEEC.PFM”マクロでは、PEECプロジェクトのすべてのデータ(形状、メッシュ、物理特性、ソルバー、ポスト処理)をhtmlおよびテキストフォーマットにエクスポートし、シミュレートされた構造のイメージを作成できます。

入力

  • レポートが保存されるファイルの名前
  • レポートに含めるFlux PEECプロジェクトのデータ

出力

  • htmlおよびtxtフォーマットのレポート

Flux PEECプロジェクトのレポートのパラグラフ

Flux PEECプロジェクトのレポートのパラグラフは以下のとおりです:

  • 形状プロパティ。これは簡潔バージョンまたは完全バージョンでレポートできます。簡潔バージョンには、形状パラメータ、座標系、変換、チューブポイント、プロファイル、ジオメトリックチューブの特性のみが含まれます。一方、完全バージョンには、ポイント、ライン、フェイス、ボリュームの特性も含まれます。
  • メッシュ特性
  • シミュレーションの物理特性(つまり、アプリケーションのタイプ、物理パラメータ、材料、一方向および双方向の導体、電気回路のコンポーネント、端子、接続)。
  • 計算の特性(つまり、解析シナリオ、ソルバータイプ)。
  • 解析プロセス後に得られた結果。選択したアプリケーションによって異なります。“導体インピーダンス”シミュレーションの場合、レポートに含まれる結果は、ユーザーが描画したすべての2D曲線の値です。“Supplied Conductors(AC)”アプリケーションでは、ファイルには、2D曲線の他に、パスおよびユーザーが作成した2Dグリッドの特性が含まれます。
注: htmlフォーマットのレポートファイルには、シミュレートされた構造のイメージも含まれます。

Flux PEECプロジェクトのイメージ

“AutomaticReport_FluxPEEC.PFM”マクロは、.pngフォーマットでFlux PEECプロジェクトのグラフィックビューのイメージを作成します。これにより、シミュレートされた構造を表すことができます。

このイメージは、htmlフォーマットのレポートに統合され、マクロ実行時にユーザーが定義したフォルダーにマクロによって自動生成される“screenshots”サブフォルダーの“view-geom.png”の下に同様に格納されます。