熱アプリケーション: 定義

使用可能なアプリケーション: 留意事項

Fluxで使用可能な熱アプリケーションは以下のとおりです:

  • Steady State Thermalアプリケーション(2D/3D)
  • Transient Thermalアプリケーション(2D/3D)

これらのアプリケーションに固有の機能は、熱アプリケーション: 基本の章をご参照ください。

説明

モデル化の全条件を定義するには、以下のブロックに示すいくつかの固有の特性を記述する必要があります。

温度の単位(2D/3D)

物理特性を記述するプロセスで、温度の値はユーザーによって入力されます(適用される温度、外部温度など)。これらのデータは、アプリケーションの温度の単位で定義されます。

温度の単位で提供されるオプションは次のとおりです:

  • ケルビン
  • セルシウス度

ドメインタイプ(2Dの固有機能)

同じ(XY平面での)形状記述について、2D平面スタディまたは軸対称スタディを実行できます。これらの2つのオプションを次の表に示します。

スタディドメインのタイプ
2D平面

XY平面断面で表されるデバイスは、ある方向に無限に拡張されます(デバイスの深さが、電力などの全体量の計算で必要となります)。

軸対称

XY平面断面で表されるデバイスには、Y軸を中心とする対称性があります。

ソルバータイプ(2Dの固有機能)

同じ形状および物理記述に、いずれかのFlux 2Dソルバー、またはいずれかのFlux 3Dソルバーを使用することが演繹的に可能です。これらの2つのオプションを次の表に示します。

ソルバー
Flux 2Dソルバー

解析プロセスは、Flux 2Dソルバーで実行されます(これがデフォルトオプションです)。

Flux 3Dソルバー 現在のバージョン(9.30)の熱アプリケーションでは使用できません。