2D展開曲線のプロット

説明

2D展開曲線は、指定の周波数で取得したスカラーの全体物理量を表します。

物理量

2D展開曲線で次の物理量を表示できます:

  • 端子を流れる電流
  • 一方向導体中の電流
  • 電気コンポーネント中の電流
  • 一方向または双方向導体内のジュール損失
  • 一方向または双方向導体でのラプラス力(平均成分と脈動成分)

電流に関連するすべての量については、振幅、位相、実数部、虚数部を表す曲線が作成され、表示されます。

ラプラス力の平均成分については、3つの各方向(X、Y、Z)成分を表す曲線が作成され、表示されます。

ラプラス力の脈動成分については、3つの方向(X、Y、Z)成分ごとに振幅、位相、実数部、虚数部を表す曲線が作成され、表示されます。これにより、全部で12本の曲線が表示されます。

2D展開曲線の作成と表示

2D展開曲線を作成して表示するには以下の手順に従う必要があります。

ステップ 動作 結果
1

次のいずれかの手順で2D展開曲線のダイアログボックスを開きます:

  • 次のアイコンのいずれかをクリックします。

  • メニューバーで、Post processing2D curve (evolution)の順にクリックして以下のいずれかを選択します。

    Current in a terminalCurrent in a unidirectional conductorCurrent in a componentConductors lossesConductors Laplace force

2a

表示されるダイアログボックスで次の手順に従います:

  • 2D展開曲線のnameを定義するか、Flux PEECに用意されているデフォルトの名前を指定します。
2b
  • Current in a componentの場合のみ、コンポーネントの種類としてResistorsInductorsCapacitorsVoltage sources、またはCurrent sourcesを選択します。
2c
  • 物理量として取得した値のプロット先とするエンティティ(terminalsconductors、またはcomponents)を選択します。
2d
  • Conductors Laplace forceの場合にのみ、平均成分または脈動成分を選択します。
2e
  • OKをクリックします。
物理量の名前を考慮した名前を持つ固有の新規シートに2D曲線が表示されます。