CADファイルのインポート
概要
MCAD形状をインポートする際は、まずファイル内で記述されている要素が、Flux PEECのCADコンテキストに固有の形状オブジェクトに変換されます。
これらのオブジェクトを3D空間に適切に配置するために、ユーザーは、インポートプロセスにおいてFlux PEECで考慮される必要のある座標系を選択できます。
選択可能な座標系について、以下に詳しく説明します。
座標系
ユーザーが、Flux PEECで事前定義されているXYZ1座標系を選択した場合や、他の既存のいずれかの座標系を選択した場合、インポートされた形状オブジェクトは、ユーザーが選択したこの座標系内で定義されます。
その一方で、ユーザーがどの座標系も選択しなかった場合は、XXX_iという名前の新しい座標系が自動的に作成されます。ここで:
- XXXは、インポートされたMCADファイルのフォーマットです。
- iの値は、プロジェクト内で新たなインポートが行われるたびに1ずつ大きくなります。
この新しい座標系はXYZ1座標系と一致します。
ユーザーは、この座標系の特性を変更することで、インポートされた形状オブジェクトを移動できます。
インポート
XXX fileから形状をインポートするには:
ステップ | 動作 |
---|---|
1 |
次のいずれかの方法でコマンドをアクティブ化します:
|
→ | Import of a XXX fileダイアログボックスが開きます。 |
2 |
ボタンをクリックしてファイルを選択します。 |
→ | Openダイアログボックスが開きます。 |
3 |
|
→ | このファイルの完全パスが、Import of a XXX fileダイアログボックスのFile nameというテキスト領域に登録されます。 |
4 | 座標系を選択します。 |
5 | インポート時に自動修正操作を実行する必要があるのかどうかを選択します。 |
6 |
OKをクリックして確定します。 |
→ | 1つまたは複数の形状図がFlux PEECのCADコンテキストに表示されます。 |