ライセンスマネージャー
説明
Flux 2020.1以降、Flux Supervisorの?メニューに、License setupウィンドウを表示する新しいサブメニューLicensingが追加されています。
この新機能を使用すると、Flux Supervisorを起動するときに、Fluxのライセンスが定義済みでアクティブになっているかどうかを確認できます。

各種ケース
- ライセンスが定義済みでアクティブになっている場合、Flux Supervisorを起動すると次のようになります:
- Fluxを直接使用できます。
- License setupウィンドウは自動的には表示されません。注: Flux Supervisorの メニューを選択することにより、License setupウィンドウを開くことができます。
- ライセンスを定義していない場合、または定義済みでもアクティブになっていない場合は、Flux Supervisorを起動すると次のようになります:
- まず、License Logウィンドウが自動的に開き、ライセンスが定義されていないこと、または有効なFlux機能がないことを示すエラーメッセージが表示されます。
- 次に、License setupウィンドウが自動的に開きます。現在のFlux Supervisorセッションについて、ライセンスをセットアップできるようになります。注:
- この情報はFlux Supervisorの起動ごとに保持されます。
- 環境変数ALTAIR_LICENSE_PATHは、この情報で更新されません。
- このウィンドウでライセンスを定義済みで、それが実際にアクティブになっていればFluxを使用できます。
License setupウィンドウ
- Hosted on Altair Oneを選択します。Altair Oneのライセンスを使用する場合は、次の情報を入力してログインします:
- Username(電子メールアドレス)
- Passwordを選択します。
また、インターネットアクセスにプロキシを使用している場合は、以下を使用してプロキシ構成の設定を入力します:- Proxy Settingsボタン
- Local Serverを選択します。
ネットワークライセンスがある場合は、構文port@hostを使用します。
ここで、portはライセンスサーバーで使用しているTCP/IPポート番号、hostはライセンスサーバーマシンの名前です。
この構文を次の欄に入力します。- License Serverを選択します。
- Local Fileを選択します。スタンドアロンライセンスがある場合は、以下の欄にライセンスファイル(.datファイル)への完全なパス名を入力します。
- License Fileを選択します。
- Information areaを選択します。
ライセンスに関連するメッセージが表示される領域です。
環境変数ALTAIR_LICENSE_PATHに関する情報の取得で有用です。- ALTAIR_LICENSE_PATHが存在しない場合は、それを通知する情報が表示されます。
- ALTAIR_LICENSE_PATHが存在する場合は、その内容が表示されます。
- License Logを選択します。
ライセンスの有効性に関する情報を取得できます。
License setupウィンドウに入力した情報を保存および使用するにはActivateボタンをクリックします。
- Closeボタンをクリックすると、入力していても保存していない情報は考慮されず、License setupウィンドウが閉じます。
- Exitボタンをクリックすると、定義済みのアクティブなライセンスがない場合はLicense setupウィンドウが閉じ、Flux Supervisorが自動的に終了します。
CDEの特殊性
CDEを通じてFluxを起動した場合、環境に存在するALTAIR_LICENSE_PATH変数のみが考慮されます。License setupウィンドウに入力した値は、Flux Supervisorから直接起動したFluxにのみ適用できます。つまり、この“License manager”で指定したライセンス構成は、CDEを使用した解析には適用されません。