概要

MotionSolve^®は、マルチボディシステムの性能を解析、評価、最適化するための統合ソリューションです。

MotionSolveは、複数分野にまたがるシミュレーションのための強力なモデリング、解析、可視化、最適化機能を提供します。その領域は、運動学解析・動解析、静解析・擬似静解析、剛体接触評価、線形・振動スタディ、応力・耐久性解析、荷重抽出、連成シミュレーション、工数推定、パッケージングの統合など多岐にわたっています。

MotionSolveは斬新な数値手法をベースとしており、特にシステム内の弾性体について効率的です。MotionSolveは、2Dまたは3Dの剛体接触の計算においても非常に効率的です。

マルチフィジックスは、下記を介してMotionSolveと連成することが可能です：

AcuSolve（CFD）やActivate（1-D Math）といった他の製品との直接インターフェース
DSHPlus（油圧）など、Altair Partner Alliance（APA）の製品との直接インターフェース
Functional Mockup Unit（FMU）の使用。FMUは物理にとらわれないという点で、最も汎用的なカップリングです。
MathWorks MATLAB^®との直接インターフェース。これにより、コントロールツールをフルに活用することができます。

MotionSolveには、メカニズムの統合、設計、最適化に使用可能な最適化機能も組み込まれています。また、最適化スタディのためにHyperStudyとシームレスに統合されています。さらに、OptiStructとの統合により、弾性体の力を最大限に引き出すことができます。

MotionSolveの適用分野には、車両の走行・ハンドリングシミュレーション、サスペンション設計、ドア開閉のシミュレーション、航空機の着陸装置のシミュレーション、機構や歯車の3D剛体接触シミュレーション、ドローンの制御飛行などがあります。